【叱りすぎない&子ども目線】わが子を片づけ上手にするために重要なこと

第4回 育児のイライラ、みんなはどうしてる?
遊びの天才は、散らかしの天才。やりたい放題散らかし放題のわが子に、手を焼いているママパパは多いことでしょう。叱るとグズッってしまうし、だからといって放っておくこともできないし…。子どものおもちゃの散らかし問題を、上手に解消する方法はないものかしら。

●子どものオモチャの散らかしは叱りすぎも&やらせすぎは注意

子どもが片づけ上手になるためには、どう接すればよいべきか? その方法を調べていくなかで、新興出版社 啓林館がウェブ上で公開している『CS研』にたどり着いた。そこに掲載されている内容によれば、片づけのしつけは幼児期が重要で、一緒に遊び、片付けも遊びの一環として習慣づけることが良いのだそう。片付けが楽しい行動の一環であることがインプットされることによって、子どもは自然と片づけ上手になるというわけ。

逆に厳しく?りつけると、叱り声に耐性がついていき、やがて叱りの効果が薄れ、片付けは親がするものだという気持ちを育んでしまうとあるからドキッ! あまり厳しく整理整頓をしつけると、思春期に不潔恐怖や不完全恐怖、まちがい恐怖などの神経症に発展することもあるというから、どうやら子どもが散らかしても、叱りもしつけもほどほどが良いみたい。

【連載】育児のイライラ、みんなはどうしてる?
第1回:
第2回:「少しは手伝って!」育児をしないパパをイクメンにする秘訣

散らかし放題

●子どもがオモチャを片づけやすい環境にすることも大切

子どもが片づけやすいように、収納方法を工夫してあげることも重要という意見も散見されます。たとえば、子どもが投げ入れやすいようなバケツやフタ付きの箱にしたり、子どもでもルールわけができるように収納するために、容器の色を変えてあげたり…。子どもが片づけを楽しめるようにする環境づくりで、片づけ上手になった家も多いようです。

IKEAやトイザらスに行けば、デザイン性の高いオモチャ収納箱も売ってはいますが、特に高価でしっかりとした容器である必要はなく、100円均一などに売っているプラスチックボックスやファイルボックスで十分。一緒にシールやフォトフレームも購入して、何を収納するオモチャ箱かわかるよう、箱につけてあげるだけ。子どもと一緒にオモチャ箱づくりをするのも、良い思い出づくりになりそう。

ママたちの中には、スノコや段ボール、牛乳パックなどで自作するDIY派も! 子どものオモチャが片付かなくて困っているママ・パパ、一度「子ども オモチャ 片づけ 収納 自作」で、検索してみて! きっと、悩み解消のヒントが見つかるハズ!
(文・団子坂ゆみ/考務店)