全国エリア別防災意識ランキング 3位は甲信越エリア 、2位は東北エリア、1位は?

全国エリア別防災意識ランキング 3位は甲信越エリア 、2位は東北エリア、1位は?

今年、⼤規模な地震が発⽣してもなお、約8割が地震保険について「なにもしていない」 地震保険に加⼊していない理由は「わからない」「特になし」

能登半島地震は多くの住家に被害をもたらし、地域住⺠の⽣活に⼤きな影響を及ぼしました。また、豊後⽔道地震は広範囲にわたる揺れを引き起こし、さらに千葉エリアでは連続して地震が発⽣し、住⺠の⽅の不安も⾼まっています。
そのような状況にもかかわらず、約8割(79.8%)の⼈が地震保険の補償内容の確認や⾒直しなどのアクションを起こしていないことが調査からわかりました。

防災意識・地震保険加⼊率ともに最も低かった中国エリアは、地震保険に加⼊していない⼈は2割程度(23.0%)という結果に。その理由として「あまり地震が起こらない」「地震の起こる確率が低い」「地盤が良い」といった声が多く⾒受けられ、地震に対する危機意識が他のエリアと⽐べて低いことがうかがえます。

地震に備えた⾮常⽤品・備蓄品は「飲料⽔」がTOP 「粉ミルクとほ乳びん」「紙オムツ等」「⽣理⽤品」などの⽣活⽤品は1割未満にとどまる

地震に備えた⾮常⽤品・備蓄品の準備状況について尋ねたところ、前回の調査結果と同様に「飲料⽔(67.9%)」「⾷料品(52.2%)」「懐中電灯(51.2%)」が上位を占めました。
これらのアイテムは、⾮常時に最も基本的で重要なものと考えられており、多くの⼈々がこれらを優先的に備えていることがうかがえます。飲料⽔は⽣命維持に直結するため、特に重要視されていると⾔えます。
また、⾷料品も同様に、⻑期間の備蓄が必要とされるため、多くの家庭で準備が進められているようです。懐中電灯についても、停電時に必要不可⽋なアイテムであり、多くの⼈がこれを備えています。

⼀⽅で「粉ミルクとほ乳びん(0.6%)」「紙オムツ等(2.9%)」「⽣理⽤品(7.1%)」などの⽣活⽤品を備えている⼈は1割未満という結果になりました。これらの⽣活⽤品は特定の状況や個々の家庭のニーズに依存するため、全体的な備蓄率が低くなっていると考えられます。
粉ミルクとほ乳びんは乳児がいる家庭で必要とされるものであり、全体の家庭数に対しては少数派となるため、低い割合に留まっていると推測できます。紙オムツも同様に、乳幼児を持つ家庭に限定されます。これらの⽣活⽤品も⾮常時には重要であるため、個々の状況に応じた備蓄が重要になります

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