●基本中の基本!ポンポンしたら完熟の証拠!
スイカを叩くと、中身の状態が音で伝わってきます。中がスカスカだったり、未熟なスイカは「パンパン」と高めの音がします。逆に熟しすぎたスイカは「ボンボン」と低い音がするのが特徴です。いくつかのスイカを叩いてみて、弾力のある「ポンポン」という中間的な心地の良い音が出たら、それが狙い目!
●見た目だけでもわかる、甘いスイカの特徴
音でわかるとは言え、お店で片っ端からスイカを叩くのは、とても大変ですし、周囲の目も気になってしまいます…。そこで、見た目で判断できる甘いスイカの特徴を覚えておくと叩かなくてもおいしいスイカがわかります!
甘いスイカの特徴は、縞模様の黒がハッキリしていること。縞模様がうっすらとしている物は、あまり甘みが無いそうです。さらに、縞模様がまっすぐな直線の物よりも、うねっている方が甘い可能性が高いとのこと。
他にも真下にあるヘソの部分が大きくなるほど熟しているため、ヘソの大きさが丁度良い物、ヘタの周りがくぼんでいる物はおいしいスイカのサインなんだとか。
●カットされていても見分けはつく?
スイカ1玉丸ごとであれば、これらの見分け方はできますが、カットされている物は難しそうでも1玉食べきれるほどの人数は居ないし…という人は、カットされたスイカの見分け方をチェック!
注意するポイントは、赤い部分と皮の白い部分との境界。これがハッキリと分かれている物は甘みが強いそうです。さらに、種が黒くしっかり成長している物も甘いスイカのサイン。切り口が崩れてしまっている物は、熟しすぎているので、綺麗にカットされている物を選ぶのも重要です。もちろんカットされていても、縞模様などは見えるので、縞模様のチェックは忘れずに!
一生懸命叩かなくても、実は見た目だけで見分けがつく、おいしいスイカの選び方。慣れていなくても、音よりも区別がつきやすいので、この夏は失敗の無い、おいしいスイカ選びにチャレンジしてみては?
(文・姉崎マリオ)