あの飲み物にも入っている!?絶対NG?妊娠中・授乳中のカフェイン摂取

助産師・ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、妊娠中・授乳中のカフェインをどのくらいとっても大丈夫かについてお話しています。カフェインが含まれる飲み物やカフェインが妊娠中・授乳中に与える影響などを詳しく解説!

どのくらいのカフェイン量をとっても大丈夫?

カフェインに対する感受性は個人差が大きいため、健康に及ぼす影響を正確に評価することは難しく、カフェインの1日摂取許容量は設定されていません。

海外の文献などを参考にまとめると、以下の量以下にすることをおすすめします。

妊婦  200mg/日(目安はコーヒー1〜2杯)
授乳中 300mg/日(目安はコーヒー2〜3杯)

妊娠初期や新生児の授乳の時期は、影響を受けやすいのでさらに控えめにすることをおすすめします。

毎日の習慣として楽しまれているコーヒーやお茶は、嗜好品や気分転換だけでなく、便秘予防など体調管理にも取り入れている方もいるかと思います。カフェインは、コーヒーだけでなく、お茶や清涼飲料水にも含まれています。一緒にカフェインレスのものを上手に取り入れながら、カフェイン摂取量が適度に抑えられるように楽しめると良いですね。

<参考>
日本ラクテーションコンサルタント協会 
第39回母乳育児支援学習会in東京 斎藤朋子 
「母乳と薬剤〜「とりあえず母乳はやめましょう」と言わない支援者になろう〜」

監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀

2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。

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