子宮頸がんの生存率についてよくある質問
ここまで子宮頸がんの5年生存率・治療方法・再発などを紹介しました。ここでは「子宮頸がんの生存率」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。
5年生存率は子宮頸がんを発症した年齢によっても変わりますか?
馬場 敦志医師
5年生存率は子宮頸がんを発症した年齢に限らないと考えられています。発症した年齢よりも子宮頸がんを早期発見・早期治療できるかどうかが5年生存率に大きく影響します。
生存率のネット・サバイバルとはどのような意味ですか?
馬場 敦志医師
ネット・サバイバル(純生存率)とは、がんのみが死因となる状況を仮定して計算する方法のことです。異なる集団や患者さんの平均的な予後の把握などを比較するために用いられます。がん治療でどれくらい生命を救えるかを示す指標の1つです。国際的にも広く採用され、日本では2010年10年生存率と2014〜2015年の5年生存率から、ネット・サバイバルが採用されました。
編集部まとめ
子宮頸がんの概要・5年生存・治療方法・再発についてだけでなく、よくある質問をピックアップして詳しく解説していきました。
子宮頸がんをいかに早期発見・早期治療に努めることが大変重要です。
もし、気になる症状や子宮頸がんについて疑問がある場合には、専門の医師に相談しましょう。
配信: Medical DOC