「ものもらい」になりやすい人の特徴はご存知ですか? 原因・症状を併せて医師が解説

「ものもらい」になりやすい人の特徴はご存知ですか? 原因・症状を併せて医師が解説

麦粒腫(ものもらい)の前兆や初期症状について

麦粒腫の初期症状としては、まぶたの赤みと腫れが見られ、軽度の痛みやかゆみを伴います。まぶたのゴロゴロする異物感や目やにの増加も初期の兆候です。これらの症状は感染が進行するにつれて悪化し、まぶた全体が赤く腫れて、痛みやかゆみが強くなります。また、充血することもあり、まぶたの腫れがひどくなると、目が開きにくくなることもあります。

患部が化膿し、赤み、腫れ、痛み、かゆみがひどくなることもあります。場合によっては、膿がたまり、腫れた部分が自然に破れて膿が排出されます。膿が出ると、その後は回復に向かうことが多いですが、治療を受けないと再発することもあります。初期段階での治療が遅れると、症状が悪化し、治療期間が長引くことがあります。

これらの症状が現れた場合、 眼科を受診して適切な検査・治療を受けましょう。

麦粒腫(ものもらい)の検査・診断

麦粒腫(ものもらい)の診断は、主に目視検査と患者の症状に基づいて行われます。眼科医は、まぶたの腫れや赤み、痛みなどの症状から診断します。外麦粒腫と内麦粒腫の違いを見極めるために、まぶたの裏側も詳細にチェックされることがあります。まれに、症状が重篤な場合や再発を繰り返す場合には、より詳細な検査が行われることがあります。例えば、細菌培養検査を行い、感染を引き起こしている特定の細菌を特定することがあります。また、眼科医は視力検査や眼圧測定を行うこともあります。

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