「卵巣がんの予防法」はご存知ですか?症状についても解説!【医師監修】

「卵巣がんの予防法」はご存知ですか?症状についても解説!【医師監修】

卵巣がんの予防についてよくある質問

ここまで卵巣がんの予防法・症状・対処法などを紹介しました。ここでは「卵巣がんの予防」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。

卵巣がんの検診は自覚症状がなくても受けられますか?

馬場 敦志医師

検診とは、症状がない健康な人を対象に行われるものです。つまり、自覚症状がない状態で受けていただけます。卵巣がんの場合、明確な自覚症状がみられてから検査を行うのでは手遅れになる可能性が高いです。早めに一度は検診を受けるとともに、なるべく定期的な検診を心がけてください。

卵巣がんの予防で出産や授乳は効果的ですか?

馬場 敦志医師

妊娠中や出産後の授乳が継続されている間、排卵は停止します。1人の赤ちゃんを産むと妊娠から授乳期間終了まで、合わせて約2年の間排卵が停止する計算です。排卵が停止されるとエストロゲンの分泌も抑えられるため、出産・授乳は卵巣がんの予防に効果があると考えられます。この点は、実際に出産回数が多い女性には卵巣がん患者さんが少ないことからみても明らかです。

編集部まとめ

この記事では卵巣がんの予防に関する情報を中心に解説しました。卵巣がんは自覚症状に乏しい疾患ですが、日頃の意識によって防げる可能性があります。

ご自身がかかりやすい傾向にあるかに関わらず、予防・早期発見のために定期的に検診を行うようにしましょう。

そして、規則正しい生活で健康を保つことも欠かせません。このような予防法を取り入れて、大切な人との喜びにあふれる生活を末永く続けてください。

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