あせもの治療
薬物治療
カラミンローション
軽度な炎症
カチリ
皮膚の保護、軽度なかゆみ
亜鉛華軟膏
皮膚の保護、乾燥
抗ヒスタミン外用や内服
強いかゆみがある場合
ステロイド外用
強い炎症
抗生物質の外用や内服
二次感染による化膿
これらの薬物治療を進めることで、あせもの症状の悪循環を断ち切り、患者さんが苦手な状況に挑戦する際の後押しを行います。
セルフケア
肌を清潔に保つ
汗を拭き取る
保湿ケア
シャワーをこまめに浴びる
皮膚に刺激を与えない
通気性のよい衣服を選ぶ
エアコンを活用し高温多湿の環境を避ける
家庭でつかわれる対症療法として「ベビーパウダー」があげられますが、使用方法には注意が必要です。
ベビーパウダーには、汗を吸い取る作用があります。
しかし付けた後に汗をかき放置してしまうとパウダーが固まってしまい、汗の分泌ができなくなります。
使用する場合は、こまめに付け替えることがおすすめです。
赤いあせもである紅色汗疹の場合は、早い段階でステロイドの外用剤の使用が推奨されます。
あせもは意識せずに掻き壊してしまうことが多く、化膿してジュクジュクしている場合は、あせもに効果的な抗生物質とステロイドを配合した軟膏で治療します。
セルフケアによってあせもが改善されなかったり悪化したりする場合は、医師の診察が必要です。
早めに受診するようにしましょう。
あせもになりやすい人・予防の方法
あせもになりやすい人の特徴
乳幼児や高齢者
皮膚バリア機能の未発達または低下しているため
皮膚の弱い人や敏感肌の人
皮膚のバリア機能が低下しているため
肥満体型の人
皮膚の折り目に汗がたまりやすいため
運動量の多い人
大量に汗をかく機会が多いため
暑い気候や湿度の高い環境で生活している人
常に汗をかきやすい環境にあるため
通気性の悪い衣類をよく着用する人
合成繊維や密着した衣類により汗が排出されにくいため
あせもになりやすい人の特徴
乳幼児や高齢者
皮膚バリア機能の未発達または低下しているため
皮膚の弱い人や敏感肌の人
皮膚のバリア機能が低下しているため
肥満体型の人
皮膚の折り目に汗がたまりやすいため
運動量の多い人
大量に汗をかく機会が多いため
暑い気候や湿度の高い環境で生活している人
常に汗をかきやすい環境にあるため
通気性の悪い衣類をよく着用する人
合成繊維や密着した衣類により汗が排出されにくいため
あせもの予防方法
適切な衣類の選択
通気性のよい綿や麻などの素材を選ぶ
締め付けがなくゆったりとした服を着用する
環境管理
エアコンや扇風機を使用して室温と湿度を調整する
定期的に室内の換気を行う
除湿機などを利用して室内の湿度を適度に保つ
清潔保持
こまめにシャワーを浴びる
汗をかいたらすぐにふき取る
皮膚ケア
保湿クリームを使用して皮膚を健康に保つ
刺激の強い石けんや化粧品の使用を避ける
皮膚の摩擦に注意する
生活習慣の改善
十分な水分摂取
バランスの取れた食事
適度な運動
規則正しい睡眠
日焼け対策
日焼け止めを使用する
日中の外出時は帽子や日傘を使用する
直射日光をさける
入浴の工夫
ぬるめのお湯でさっと入浴する
やらかいタオルで優しく身体を拭く
入浴後はしっかり身体を乾かす
予防法を日常生活に取り入れることで、あせものリスクを大幅に減らせます。
特に、暑い季節や湿度の高い環境では、より注意深く予防策を実践することが重要です。
参考文献
配信: Medical DOC
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