呑気症の前兆や初期症状について
空気嚥下症の前兆や初期症状には以下のようなものがあります。
腹部膨満感
お腹が張った感じがして、不快感のあることが多いです。
げっぷ
げっぷが頻回に出ることがあります。
腹痛
特に上腹部に痛みを感じることがあります。
鼓腸
腸の中にガスが溜まってしまっている状態のことをいいます。
前胸部痛
心臓が圧迫されることで前胸部に痛みが発生することがあります。
食欲不振
お腹の症状が続くことで食欲が低下することがあります。
逆流性食道炎
げっぷを頻回に繰り返すことで酸の逆流が起こり、逆流性食道炎を引き起こす要因となります。
人前ではげっぷやおならを出しにくいため、ガスの排出を我慢することで症状が悪化することがあると言われています。
そのほかに、頭痛や目の痛み、ふらつき、歯の痛みなどの症状が見られることもあると言われています。
<呑気症の原因は多岐にわたるため、受診する病院も症状によって異なります。
受診すべき診療科については「呑気症の治療」で解説します。
呑気症の検査・診断
呑気症の診断には、特別な検査はありません。
そのため、症状や食事習慣、生活習慣などの詳細な問診が重要になると言われています。
問診に加え、下記の検査が行われることがあります。
腹部レントゲン検査
腹部に溜まったガスを確認します。
内視鏡検査
胃や食道、腸を内視鏡というカメラを用いて検査します。
がんや腸閉塞による器質的な変化が起こっていないかを確認する目的があります。
食事内容の記録
食事の内容や摂取方法を記録し、呑気症に関連する習慣などがないかを確認します。
配信: Medical DOC