イタリア中部マルケ州の州都Ancona(アンコーナ)の秘宝と呼ばれるフラサッシ鍾乳洞。
そのすぐ近くにあり、岩山を削った洞窟内に建てられたのが「Tempio del Valadier(テンピオ・デル・ヴァラディエール)=ヴァラディエール岩窟教会」です。
8月の猛暑にはきつすぎる坂道に息を上げながら約20分登りつめると八角形の白い教会が見えてきます。(ここに夏訪れる方は水を持参しましょう)
道という道もなかった時代にどうやって石を運び、建設したのか想像を絶しますが、決して小さくはない建物がそこにありました。
ひっそりと佇むその美しさに見惚れてしまいます。
ヴァラディエール岩窟教会は19世紀に修道院として作られたもので、八角形の建物は、キリストが8日目に復活したことを象徴しているそうです。
フラサッシ鍾乳洞から歩いて15分ほどの場所にあり、こちらは入場料などが発生しません。鍾乳洞とセットで訪れるのがお薦めです。
配信: ワウネタ海外生活