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キレイになるためには、さまざまな知識や情報を「知っておく」ことも大切です。
早速クイズに挑戦してみてください!
BBクリームっていつどこで生まれたか知ってる?
カバー力が高い上、1つのアイテムでベースメイクが完成すると人気のBBクリーム。
BBは、何の言葉を略したものかわかりますか?
答えは、Blemish Balm(傷を隠すバーム)のこと。
1960年代に、ドイツ人の皮膚科医であったChristine Schrammek(クリスティーネ・シュラメック)が、手術後の患者の肌を保護するために考案したといわれています。
その後、化粧品としてアレンジされ、皆さんご存知のとおり、人気のベースメイクアイテムとなりました。
万能的な効果から、現在はBeauty Balmを意味することもあるようです。
問題
ここでクイズです!
CCクリームはどんな意味を持ったクリームでしょうか?
次に生まれたCCクリーム。
BBクリームより後に誕生したため、BBクリームの進化型というイメージを持たれるかもしれませんが、こちらは何の言葉を略したものなのでしょうか?
A:Control Collar(コントロールカラー)
顔の色味を補正する
B:Complexion Correction(コンプレックス補正・顔色補正)
シミやシワなど、顔にあるコンプレックスを補正する、顔の色味を補正する
C:Complete Correction(完璧な補正)
隠したいすべてを完璧に補正する
答えは・・
全部正解!
意外に思われるかもしれませんが、CCクリームはマーケティング的な観点から生まれた製品であり、BBクリームほど明確な意味は定められておりません。
CCクリームを販売しているメーカーによって、定義が異なることが多いのです。
回答に挙げた例以外ですと、Care Control(ケアコントロール)、Color Condition(カラーコンディション)などを意味する製品もみられます。
進化系?DDクリームって知ってる?
さらに進化したDDクリームという製品も市場にはあります。
こちらは、
・Daily Defense(日々の防御)
・Dynamic Do-all(強力なオールインワン)
などを意味することが多いようです。
BBクリームとCCクリーム、DDクリームは、いずれも
・保湿などのスキンケア
・日焼け止め
・化粧下地
・ベースメイク
などの効果を併せ持った、多機能なベースメイクアイテムであるといえます。
メーカーによって基準が違うため、一概にはいえませんが、
BBクリーム・・・シミなどに対するカバー力が高いオールインワン
CCクリーム・・・色補正効果を持つものが多く、BBクリームよりは薄づき、下地に近い
DDクリーム・・・高い日焼け止め効果やアンチポリューション効果、エイジングケア効果を持つものが多い
といった傾向が見られるようです。
ひとつでスキンケアやベースメイクが完成するアイテムであるBB・CC・DDクリーム。
タイパやコスパ意識が高い現代、注目されるというのもうなずけます。
最近では、1品で取り入れやすいとの点から男性からの需要も高まっているそうです。
[執筆者]
船木 彩夏
化粧品メーカー研究員
[出演情報]
2023.12.2 TBSラジオ:井上貴博 土曜日の「あ」
<資格>
・サプリメントアドバイザー
・健康管理士一般指導員
・健康管理能力検定1級
[監修]キレイ研究室編集部
配信: キレイ研究室
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