かえって人間関係を壊すかも…お菓子交換会ってどう思う?
職場の昼休み時間や、仕事終わりにたびたび開催される“お菓子交換会”。最初は「ありがとう」と素直に受け取り、お礼に買ってきたお菓子を次の機会で渡したものの、そこでまたお菓子を貰ってしまった経験はありませんか? この繰り返される“お菓子交換会”は特に女性が多い職場でよく見られる慣習のようで、ネット上では賛否の声が上がっていました。
コミュニケーションツールのひとつとして、お菓子交換をする人は少なくないですよね。貰ったお菓子が自分の好きなものだったり、懐かしい地元のお菓子だった時など、そこから始まる何気ない会話で心が和やかになることもあります。
しかし、もしそれが毎日のように頻繁にあったらどうでしょうか。お菓子配りが好きな人同士なら問題ないかもしれませんが、ネット上では「気持ちはありがたいから受け取っていたけど、お返しを用意しなきゃいけないのが面倒すぎる」「みんなで交換してるから私も毎回お菓子を用意していたけど、お金もかかるしもうやめたい」など、お菓子交換をやめたいと思っている人が多いようです。
実際、勇気を出して「ダイエットをするからお菓子はいらない」と断ったところ、「それならご家族にあげて」と渡されたり、食べずに置いておいたら「食べないの?」と聞かれ、断りづらい雰囲気になってしまったという声もありました。
“コミュニケーションを取る為の頻繁なお菓子交換”に気を遣うストレスで、人間関係や職場環境が悪くなってしまっては元も子もありません。ですが、断り方によっては相手はもちろん、自分も傷つきかねないのが難しいところ。相手に悪気がないなら尚更断りづらいものでしょう。
角が立たないお菓子交換の断り方は?
では、角が立たないお菓子交換の断り方は何がベストなのでしょうか。その対策として、「血糖値で健康診断に引っかかっちゃって」「虫歯になった」などの体調面を理由にするのが無難な断り方だというアドバイスもある一方で、「お菓子が好きでない人や、買ってこられない事情がある人もいるので、回数を減らしませんか?」などと先陣を切って伝えてみるのも案外効果があるとの声もありました。「実は私も最近金欠で……」と、賛同してくれる人がいるかもしれません。
中には「気にしすぎ。返すのが面倒なら返さないでもらっておくだけでいいよ」「渡したいんだから、ありがたくもらっておけばいい」との声もあがっていますが、「みんなで持ち寄るという慣習になってるから、持っていかないのは難しい」と反論する声もありました。
良かれと思ってやっているので、一概に否定しづらいお菓子交換会。少なくとも善意でお菓子をくれる人に感謝の気持ちを伝えられるよう、お菓子配りならぬ心配りは忘れずにいきたいですね。
(LASISA編集部)
配信: LASISA
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