「インフルエンザの潜伏期間」はどのくらい?症状・予防法も解説!【医師監修】

「インフルエンザの潜伏期間」はどのくらい?症状・予防法も解説!【医師監修】

インフルエンザの予防方法

インフルエンザの予防方法を教えてください。

インフルエンザの予防方法にはいくつかのポイントがあります。インフルエンザは、まず流行前する前にワクチン接種をしておくことが対策として有効です。流行期には、人混みへの外出はできるだけ控えて感染の機会を減らすほか、やむを得ず人の多い場所へ行く場合には不織布マスクを着用します。外出後には、流水と石鹸で手洗いを行い、適宜アルコールでの消毒を行うことも感染予防に有効です。また、室内では十分な換気と加湿器などを使用して適切な湿度の保持を行います。そして体の免疫力を高めインフルエンザの感染を予防するために、十分な睡眠と栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。

インフルエンザのワクチン接種はいつ頃受ければよいですか?

日本のインフルエンザの流行時期は、例年12〜4月頃です。なかでも1月末〜3月上旬は流行のピークに当たる時期なので、この前にワクチン接種による免疫をつけておくとよいでしょう。具体的には、12月の中旬頃までがワクチン接種の望ましい時期です。また、13歳未満の方は、高い抗体価を得るために2回接種を受ける必要があるため、計画的にワクチン接種を行いましょう。インフルエンザワクチンは、接種したからといって完全に発病を抑えることはできません。ワクチンには、ある程度発病を抑え、重症化を予防する効果があります。

編集部まとめ

インフルエンザは潜伏期間1〜3日と、感染した翌日から発症する可能性がある病気です。

インフルエンザになると38度を超える高熱・頭痛・関節痛・筋肉痛などの全身の症状と、咽頭痛・鼻汁・咳などの呼吸器症状がみられます。

感染経路は飛沫感染と接触感染のため、正しいマスクの着用や咳エチケット、手指衛生が感染予防には欠かせません。

これらの対策と合わせて、流行する前のワクチン接種や体調管理に気をつけて、インフルエンザの感染と重症化を予防しましょう。

参考文献

インフルエンザ予防対策(政府広報オンライン)

インフルエンザについて(国立感染症研究所)

インフルエンザ予防対策Q&A(厚生労働省)

インフルエンザとは(厚生労働省)

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