氷の状態別原因と対策
氷がくっついて固まっている場合
氷が塊になってしまうのは、貯氷ケースの中で氷を長く放置することがおもな原因。ドアを開け閉めすることにより、温度変化や昇華現象が生まれてくっついてしまうのです。
アイスシャベルでバラバラにできれば問題なし。ほぐせなければ、新しい氷を作りなおしましょう。定期的に氷をかき混ぜて平らにならすようにすると、くっつきを防ぐことができますよ。貯氷ケースに長期間※1氷を入れたままにすると、冷蔵庫のドアの開け閉めなどによる温度変化や昇華現象※2により、氷がくっついて固まることがあります。アイスシャベルでバラバラにできる場合は特に問題ありません。
バラバラにできない場合は、新しい氷を作ってください。
夏場は、貯氷ケースの氷を2~3日使用しないと、氷がくっつきやすくなります。
定期的に貯氷ケースの氷をアイスシャベルでかき混ぜ、平らにならしていただくことで、氷が固まるのを防ぐことができます。
※1 設置状況や使用状況、環境によって変わります
※2 氷(固体)が、水(液体)にならずに水蒸気(気体)になる現象
氷が板状(大きな塊)になっている場合
氷が板状(大きな塊)になってしまう場合は、お手入れ不足、もしくは水道水以外の水で製氷していることが原因かもしれません。製氷皿をお手入れしたり、水道水を使って製氷したりしても改善されなければ、冷蔵庫を一旦リセットしてみましょう。お手入れができていなかったり、水道水以外の水で製氷したりすると、水のミネラル成分が結晶化して製氷皿に付着し、製氷皿から氷が離れにくくなります。
製氷皿に氷が残ると、給水された水が製氷皿から貯氷ケースまであふれ、板状の氷ができてしまいます。
製氷皿を空にしてから、次のことをお試しください。
製氷皿をお手入れする
離氷性能の低下が原因の場合は、お手入れで改善することがあります。
水道水を使う
水道水以外の水で製氷している場合は、水道水をお使いください。
冷蔵庫をリセットする
改善しないときは、製氷機や給水ポンプが正常に稼働していない可能性があります。電源プラグを抜いて、7分以上待ってから、もう一度プラグを差し込んでください。
定期的なお手入れと正しい取り扱いを心がけよう
つい放置しがちな自動製氷機。あまりほったらかしにしすぎるのはよくないようですね。お手入れした方が良いサインでもあることに驚きでした。
氷をならしたり、製氷皿の掃除をしたりと、ときどき様子を見るようにしてください。定期的にお手入れをして正しく取り扱えば、氷が塊になるのを防げることでしょう。
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配信: macaroni