名作ずらり、栄えある1位は?
エンタメ情報サイト「TVマガ」を運営するWonderSpaceが、「おすすめしたい手塚治虫の漫画」についてのアンケート調査を行い、その結果を発表しました。人気作ぞろいの中から1位に選ばれたのは――?
調査は202年9~10月、18歳以上の男女100人を対象にウェブ上で実施したものです。
日本を代表する漫画家・手塚治虫。196年のデビューから1989年の絶筆まで数多くの作品を生み出しました。作品はアニメ化だけでなく、近年も実写ドラマ化や映画化されており、国内外で愛され続けています。選ばれた12作品をカウントダウン順で紹介すると、陽だまりの木、三つ目がとおる、ブッダ、どろろ、MW。
さらに、「美しく純粋な奇子の生い立ちがあまりにも残酷でかわいそうなストーリーだが、奇子が自分一人で歩いていくラストが清々しくて救われた」などの声が集まった「奇子」。また「幼少期には斬新に感じることもあったたが、どんどん多様性の時代になってきているので、あらためて見ると気付かされることがたくさんある」という「リボンの騎士」。そして「アフリカのジャングルの近代化をめぐる主人公レオの、内心の葛藤が民族主義と近代主義の両方へ不信感を向けたもので社会問題を考えられる」と選ばれた「ジャングル大帝」。また、「戦争や人種差別を背景にしつつ、3人のアドルフがどう運命に巻き込まれていくか描いていて、めちゃくちゃ引き込まれる」と指示を受けた「アドルフに告ぐ」。
また「ロボットを通じて人間模様を描いている、愛と勇気と感動を分かりやすく訴えているストーリー。老若男女問わず幅広い人におすすめできる作品だと思う」と評価された「鉄腕アトム」がランクイン。さらに、「人間の生と死、再生のサイクルを通じて、哲学的な問い掛けがなされており、読者に強いメッセージを届ける。美しい画風と緻密なストーリー展開も魅力的で、手塚作品の中でも特に印象に残る作品」と厚い支持を受けた「火の鳥」。そして「ブラックヒーローな感じが好きすぎる。悪党にはとことん冷たくて、そして、お金第一と言っておきながらなんやかんや弱い人を助けようとするところが素晴らしい」と評価された「ブラック・ジャック」という順になりました。
数々の不朽の名作を生み出した手塚治虫。あなたの一番好きな作品はどれでしすか?
(LASISA編集部)
配信: LASISA
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