おさえておきたい!クリームシチューの基本のレシピ
ルーから手作りするクリームシチューは一見、難しそうですが、バターや小麦粉、牛乳を使って意外と簡単に作れるんですよ。
こちらのレシピは、バターで炒めた具材に小麦粉を振り入れてさらに炒め、水、牛乳と合わせてトロミをつけていきます。
具材は、鶏もも肉、じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、ブロッコリーがごろごろ入って栄養満点。仕上げに粉チーズを入れてコク増しするのがポイントですよ。
具だくさんでコク旨な味わいに、「ホワイトシチューといったらこれ、これ!」と誰もが笑顔になる一皿です。
材料(3〜4人分)
・鶏もも肉……1枚(約250g)
・じゃがいも……2個(約250g )
・にんじん……1/2本
・玉ねぎ……1個
・ブロッコリー……1/2個(約150g)
・塩、コショウ……少々
・バター……20g
・酒……大さじ2
・小麦粉……大さじ4
【A】
・水……300ml
・コンソメ顆粒……大さじ1
・砂糖……小さじ1
【B】
・牛乳……300ml
・粉チーズ……大さじ1〜2
・お好みでタイム(ドライ)……ふたつまみ
作り方
1. 鶏もも肉はひと口大に切り、塩、コショウをふる。じゃがいもとにんじんはひと口大の乱切りにし、それぞれ耐熱皿にのせてふんわりラップをし、電子レンジ(600W)で3〜4分ずつ加熱する。玉ねぎは繊維に垂直に薄切りにする。
2. ブロッコリーは小房にわけて洗い、耐熱容器に入れてふんわりラップをし、電子レンジ(600W)で2分加熱し、ザルにあげる。
3. 鍋に油は引かずに1の鶏肉を皮目を下にして入れて、焼き色がつくまで2分ほど焼いて取り出す(後から煮込むのて中まで火が通ってなくてもOKです)。
4. 3の鍋の油は拭き取らずにバターを入れて玉ねぎを炒める。しんなりしてきたらにんじんを加えて2分ほど炒め合わせる。酒をふって蓋をし弱火で2分蒸し煮にする。
5. じゃがいもを入れてサッと炒め合わせたら3の鶏肉を戻して小麦粉をふり、粉っぽさがなくなるまで混ぜる。
6. 表記順にAを加えて蓋をし弱火で約10分煮こむ(焦げ付き防止に2分おきに箸を入れて混ぜ合わせてください)。
7. さらにBとお好みでタイムを入れて蓋をし、弱火で野菜が柔らかくなるまで煮る。ブロッコリーを加えて火を止め余熱で5分ほど火を通す。必要であれば塩、コショウで味を調える。
ポイント
・ブロッコリーは冷凍ブロッコリーで代用OKです。
・酒を白ワインに変えるとより香りが良くなります。
・小麦粉を入れた後は具材になじんで粉っぽさななくなるまで混ぜ合わせてください。
・水を加えて煮込む際は焦げ付きやすいので途中で数回菜箸で混ぜ合わせてください。
・6で10分煮込んでもじゃがいもがまだ固いようなら火を止めて5分おいてください。
・タイムを入れると風味がグッと良くなります。
レシピ出典:Instagram(@chiori.m.m)
自家製ルーならアレンジも広がる!
ルーから手作りすればアレンジも自在! 旬の食材を使ったり、ヘルシーに仕上げたりと、お好みのシチューを楽しんでみませんか?
ふわふわ鶏団子のクリームシチュー
クリームシチューというとお肉は鶏もも肉が定番ですが、鶏団子もおすすめ! クリーミーなシチューとふわふわの鶏団子は相性抜群です。
こちらのレシピは、鶏団子のゆで汁に固形ブイヨンを加えて野菜を煮込んでから、ホワイトソースと合わせます。
ホワイトソースは、牛乳と小麦粉を合わせるだけだからとっても簡単。バターも油も使わないからヘルシーで、洋風だしの旨味がじわ~っと広がるおいしさです。
カボチャとサツマイモときのこたっぷり秋シチュー
秋から冬にかけて一段とおいしくなる旬のカボチャとサツマイモを使ったシチューは、日に日に寒くなるこの季節にぴったり。ほっこりとした自然な甘味が、やさしい気持ちにしてくれます。
こちらのレシピは、カボチャ、サツマイモのほかに2種類のきのこ(エリンギとしめじ)もたっぷりと入れて秋らしさ満載!
仕上げにバターを加えることで、コクを出しています。ハロウィンはもちろん、クリスマスなどのおもてなしメニューにもぴったりですよ。
白菜とコーンの豆乳シチュー
秋冬に旬を迎える白菜もシチューとの相性◎。煮込んでとろとろになった白菜は、たまらないおいしさです。
ホワイトソースには牛乳の代わりに豆乳を使うとさっぱりとした感じになりますが、ベーコンを合わせることでコクのある味わいに仕上がります。
とろみづけには片栗粉を使えば簡単。片栗粉の量を調整すれば、スープにもなりますよ。
鮭のチーズスープ
濃厚かつクリーミーで、まるでシチューのようなスープ。これでバターも小麦粉も使っていないとは驚きです!
その秘密は、仕上げに手でちぎって入れるクリームチーズにあり。とろんと溶けたクリームチーズが、濃厚さとコクをアップしてくれるんです。
鮭の旨味もスープに溶け出して、ひと口食べたらまたひと口、もうひと口と止まらなくなるおいしさです。
配信: おうちごはん