2024年10/12~12/2開催! 前期と後期によっても変わる限定公開の重要文化財は必見!
宇和島城天守(現存12天守)
昭和49(1974)年に旧宇和島市制50周年を記念して開館した宇和島市立伊達博物館。
開館50周年を迎えた今年の記念すべき特別展のテーマは「宇和島城」。
本展では、宇和島城の変遷と共に、天下人豊臣秀吉や徳川家康が手がけた伏見城、他の四国現存天守など、お城をとおした様々な「繋がり」と「ストーリー」を紹介していきます。
国指定重要文化財 絹本著色 豊臣秀吉像【(公財)宇和島伊達文化保存会蔵】
※後期展示:11/6~12/2
なかでも、限定公開の二つの重要文化財「秀吉像」と「高虎像」は必見!
前期(令和6年10月12日(土)~11月4日(月))と後期(令和6年11月6日(水)~12月2日(月))で展示内容も変わります!
2回来館し、滅多に見ることのできない二つの重要文化財をお楽しみください!
国指定重要文化財 絹本著色藤堂高虎像【西蓮寺蔵】
※前期展示:10/12~11/4
また、豪華絢爛な「黄金の茶室」も見どころの一つ!
復元された黄金の茶室を約10年ぶりに展示するそう!
今回は京都市が所蔵し、伏見桃山城にて保管されている黄金の茶室。
黄金の茶室〔復元〕【京都市蔵】
豊臣秀吉の命でつくられた黄金の茶室は桃山文化の象徴ともいえます。
本資料については写真撮影も可能なので、ぜひこの機会にたくさん撮影しましょう!
宇和島城の歴史や現存天守など見どころのある展示が盛りだくさん!
三重県指定文化財 唐冠形兜 藤堂高虎・良重所用【伊賀市蔵】
第1展示室では「二つの宇和島城~藤堂高虎と伊達宗利~」を紹介しています。
築城の名手藤堂高虎と宇和島との関係をはじめ、現存天守が形づくられた宇和島藩2代藩主伊達宗利の時代にまつわる資料、絵図等を中心に、現在に至るまでの宇和島城の変遷を紐解いていきます。
宇和島城下絵図屏風【宇和島市立伊達博物館蔵】
第2展示室では「天下人の城郭~伊達秀宗の数奇な運命~」を紹介しています。
豊臣秀吉や徳川家康といった天下人。
彼らが手がけた伏見城などの城郭に関連する資料をとおして、当時の城、天守の様相やあり方、宇和島藩祖伊達秀宗の波瀾万丈な歩みをたどります。
天下人の城郭を舞台とした苦労人の物語をご堪能ください。
右:宇和島市指定文化財 伏見御殿屏風(花鳥図)【(公財)宇和島伊達文化保存会蔵】
左:紫糸威二枚胴具足 宇和島藩祖伊達秀宗所用【宇和島市立伊達博物館蔵】
第3展示室は「四国現存天守めぐり~松山城、丸亀城、高知城、宇和島城~」を紹介しています。
日本に12城のみ存在している現存天守。
実はそのうちの4城が四国にあり、うち2城が愛媛県にあります。
この展示室では、各城ゆかりの名宝とともに、各城主と宇和島城主との繋がりも紹介。
さらに、なぜ今なお宇和島城が遺るのか?その経緯も明らかにされるそう!
最後までお見逃しなく!
丸亀市指定文化財 丸亀城木図【丸亀市立資料館蔵】
その他、記念品なども盛りだくさんです!
①開館50周年記念オリジナル御城印(デザインは愛媛県出身のイラストレーター、茂本ヒデキチ氏)
②“西国の伊達”をめぐる-。宇和島伊達物語「3館共通券」(宇和島城・伊達博物館・名勝 天赦園)
③オリジナル宇和島城カードを作ろう!
宇和島城重ね捺しスタンプラリー(宇和島城・伊達博物館・名勝 天赦園)
たくさんの見どころがある「宇和島市立伊達博物館50周年記念特別展」。
四国のお城や、藤堂高虎、伊達家の歴史など、貴重な資料や展示を通して、歴史ロマンあふれる宇和島の歴史を思う存分お楽しみください!
※休館日:毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は開館、翌平日に休館)
※松山自動車道(宇和島道路)宇和島朝日ICより約2㎞
- ■ 宇和島市立伊達博物館50周年記念特別展 「城つなぐ 藤堂高虎と伊達の宇和島城×天下人と四国の城郭」
- 開催日/令和6年10月12日(土)~12月2日(月)
- 【前期】令和6年10月12日(土)~11月4日(月)
- 【後期】令和6年11月6日(水)~12月2日(月)
- 開催時間/9:00~17:00(入館は16:30まで)
- 開催場所/宇和島市立伊達博物館
- 住所/愛媛県宇和島市御殿町9-14
- 入場料/大人500円、敬老(65歳以上)400円、大学生400円、高校生以下無料
- 障がい者手帳などをお持ちの方(介助者1名を含む)は無料
- ※高校生以下(満18歳に達する日以後の最初の3月31日までの方を含む。)
- 駐車場/無料(普通車15台、大型バス4台)
- お問い合わせ/宇和島市立伊達博物館 電話番号/0895-22-7776
記事公開日:2024/10/30
配信: イマナニ
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