【愛して…】小林麻央さん、がん闘病のすえ34歳の若さで旅立つ

第590回 ママテナTVウォッチ&ガイド
乳がんで闘病中だったフリーアナウンサー・小林麻央さんが6月22日(木)夜、亡くなった。享年34歳。それを受け、夫で歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)が23日(金)公演中の都内にある劇場で会見し、妻の死去を報告した。
小林麻央オフィシャルブログ「KOKORO.」Powered by Amebaより
小林麻央オフィシャルブログ「KOKORO.」Powered by Amebaより

´16年に乳がんであることを公表し、闘病の様子を自身のブログで綴っていた小林さん。最近では自宅に戻り、家族とゆっくり過ごす喜びを語っていた。しかし23日朝、海老蔵が「人生で一番泣いた日です」とコメントしたブログをエントリーし、午後から会見を行うことを発表。それより先に、テレビが11時台のニュースで彼女の死去を報じた。

会見の場に現れた海老蔵は、集まった報道陣に一礼。「昨日、夜に妻・麻央が旅立ちまして」「不思議な話ですが、息を引き取る瞬間、私は見てました」「家族の中で、家族と共に一緒にいられた時間というのは、本当にかけがえのない時間を過ごせた」「どんな状況でも相手を思いやる気持ち、愛ですよね。そういった力が最後までブレず、一昨日まで笑顔で」と、目を涙で赤くしながらも気丈にコメント。彼女の最期の言葉が「愛してる…」だったことを告白した。

最後まで可能性を信じ、懸命に生きようとブログに綴られた彼女のたくさんの言葉は、同じような病気を抱えた人だけでなく、そうでない人たちにも勇気を与えていた。幼い子ども2人を残し、旅立ってしまった小林さん。ママとしては無念だったに違いない。心からご冥福を祈りたい。

(文/池野フナ子)

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