噛みきれないから苦手……子どもが安心して食べられる“柔らかお肉”に仕上げるコツ

 子どもが肉料理を「硬いから嫌!」と積極的に食べてくれず、困ることはありませんか? 子ども用に別のおかずを用意するのは大変ですし、健康と成長のためにはお肉もしっかり食べて欲しい。そんな場合は、次のような方法でお肉を柔らかく食べやすく仕上げてしまいましょう!

■「ミートテンダー」で筋を切る

 細い刃がたくさんついているミートテンダーをスタンプのように生肉の上に押し付けてたくさんの切り込みを入れると、簡単に肉の筋切りをすることができます。生姜焼きやステーキなど、大きい肉のまま調理したいときにも柔らかく仕上げることができますよ。皮の硬い大きなウインナーにもオススメです。

■低温で下茹でする

 沸騰させない程度に温めたお湯の中にお肉をサッとくぐらせて下茹でした状態で炒め物や煮物に加えると、お肉が固くなり過ぎません。肉特有の臭みがなくなってアクを取り除きやすくなり、匂いが苦手な場合も食べやすくなりますよ。高温で長時間茹でてしまうと固くなりやすいので、沸騰させずに短時間で済ませるのがポイントです。

■片栗粉でとろみをつける

 肉のパサつきが原因で噛みきれないと感じ、飲み込みにくくなっているケースもあります。そんな場合は、肉料理にとろみをつけてあげるとよいでしょう。あんかけのように料理自体にとろみをつけて食べやすくするのはもちろん、お肉のみを片栗粉をまぶして焼き、しっとりと仕上げる方法もあります。

 顎の発達のためには硬めのお肉を噛み切ることも大切ですから、食べられないからと出さないのではなく、食べやすくして少しずつ出してあげましょう。成長とともに噛み切れるようにもなりますから、様子を見ながらさまざまな肉料理に挑戦させてあげてくださいね。

(Nao Kiyota)

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