【シェフ脇屋】豆腐を絞ってスポンジ状に♪旨味スープを吸いまくり♡「鶏手羽と凍豆腐の煮込み」に挑戦!

【シェフ脇屋】豆腐を絞ってスポンジ状に♪旨味スープを吸いまくり♡「鶏手羽と凍豆腐の煮込み」に挑戦!

中国料理の重鎮・脇屋友詞シェフが、家庭でも作りやすいように材料費を抑え、ワンコインで出来る料理を考案してくれました!それが、本日挑戦する「鶏手羽と凍豆腐の煮込み」。主な材料は木綿豆腐と鶏手羽先だけ。鶏ガラスープで煮込むのですが、豆腐をカチカチに冷凍庫で凍らせ、解凍して使うというひと手間が加わります。一度凍らせた豆腐は高野豆腐より生っぽさがあり、且つスープが染み込みやすいんですってよ!

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シェフ脇屋のワンコイン飯「鶏手羽と凍豆腐の煮込み」

東京・赤坂にある中国料理店「Wakiya一笑美茶樓」のオーナーシェフで、上海料理の伝統を軸にした体にやさしい料理が人気の脇屋友詞シェフ。

本日は、脇屋シェフのYouTubeチャンネル『Wakiya YujiのYUJI CHANNEL』で紹介している「鶏手羽と凍豆腐の煮込み」に挑戦します。

材料は主に鶏手羽先と木綿豆腐だけ。ワンコインで出来る、家計にもやさしいレシピです。木綿豆腐を冷凍庫で凍らせてから解凍して使うことで、スープをたっぷり吸った、旨味”染み染み”の絶品豆腐に仕上がるそうですよ。

では、作ってみましょう。

「鶏手羽と凍豆腐の煮込み」の材料と作り方はこちら!

【材料】2人分
木綿豆腐(ひと晩冷凍庫で凍らせたもの)…1丁
鶏手羽先…5本くらい
長ねぎ…2cmくらい
しょうが…1かけ
サラダ油…大さじ1
紹興酒…大さじ1
鶏ガラスープ…600ml ※鶏ガラスープの素をお湯で溶いたものでOK
塩…適量
白こしょう…少々
ゴマ油…小さじ1強

今回、スープは、鶏ガラスープの素の袋の表記に従い、小さじ4杯を600mlのお湯で溶いたものを使用。

【下準備】

この料理の最大のポイントは、冷凍庫で凍らせた木綿豆腐を使うこと。

豆腐はパックごと冷凍庫に入れ、ひと晩凍らせてカチカチにします。

カチカチになった豆腐は、フタを少し開けて電子レンジで解凍してくださいとのこと。

ワット数や加熱時間などの詳しい説明がなかったので、電子レンジの「全解凍モード」で解凍することに。すると、わが家の電子レンジの性能が悪いのか、40分もかかってしまいました。

電子レンジで解凍した豆腐がこちら。

解凍した豆腐は水分を絞り、2cm×5cmほどのサイズに切ります。

”水分を絞り”とありますが、どう絞ればいいのかわからなかったので、解凍した豆腐を手で崩れない程度に押して、水分を絞りました。手で軽く押しただけなので、豆腐の水分がしっかり切れてはいませんが、大丈夫かしら?

冷凍した豆腐は、触るとスポンジのような感触。押すと戻ってくる弾力性も少しあります。断面も、いつもの豆腐とは違って高野豆腐のよう。

この下準備をすることで、豆腐に味が染みやすくなるそうです。

では、作っていきましょう。

【作り方】

1. 鶏手羽先は、キッチンばさみで”先”を切り離し…。

中心の筋に沿って、半分に切ります。

”中心の筋”がどれなのかよくわからなかったので、2本ある骨の間にキッチンばさみを入れて、半分に切りました。


ハサミの切れ味が微妙だったので、けっこう力のいる作業でした。

切り落とした手羽先の”先”の部分もだしが出るので、一緒に煮込むとのこと。

2. 長ねぎとしょうがは薄切りにします。しょうがは皮を剥きました。

3. フライパンにサラダ油を入れて中火にかけ、しょうがと鶏手羽先を入れて炒めます。

鶏手羽先が色づいてきたら、長ねぎ、紹興酒、鶏ガラスープを加えて沸かします。


沸いたら豆腐を入れ、フタをして弱火で15分煮込みます。

15分煮込むと、こんな感じ。

豆腐がスープを吸って、ふっくらしているように見えます。

4. 塩とこしょうで、お吸い物よりやや濃いめに味を調え、仕上げにゴマ油を回し入れて、出来上がり!

調理時間は、豆腐の下準備の時間を除いて30分。豆腐や鶏手羽先の下準備があるので、ちょっと手間のかかる料理だなという印象です。ズボラなもので…。

では、いただきます!

すばらしいスープ!ほどよい塩味でコクと旨味がたっぷりの、めちゃうまスープです。

鶏手羽先は、ふっくらやわらか&ジューシー。半分に切ってあるので食べやすく、骨からほろっと、身が簡単に外れます。

そして、豆腐。凍らせて解凍した豆腐は、まるでスポンジのように、おいしい旨味たっぷりスープを吸って、やさしい味わいながら力強い旨味を感じます。

いつもの木綿豆腐より少ししっかりしている食感ですが、決して硬くはなく、やわらかいです。ひと手間かけただけのことはあるなと感じるおいしさ。

調味料はと言えば、スープに使った鶏ガラスープの素と塩とこしょうだけ。それなのに、ここまで奥深い味わいになるとは…。素材のおいしさを引き出し、そして引き立てているんだと、プロの技に脱帽です。

しかも、今回使った木綿豆腐は約40円、鶏手羽先が約300円だったので、わずか340円ほどで2人分のメイン料理が出来てしまいました。うれしい限りです。

脇屋シェフの「鶏手羽と凍豆腐の煮込み」は、やわらかジューシーな鶏手羽先と、鶏手羽先の旨味たっぷりのスープをジュワッと吸った豆腐がおいしい一品でした。豆腐を凍らせて解凍するという手間はありますが、そのまま豆腐を使うより、豆腐の旨味が倍増するのは確かです。作ってみてはいかがでしょう。

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あたらしい日日
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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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