わが家の2歳差きょうだい
まず、わが家について紹介します。
わが家は娘と息子がいる4人家族。自分でできることもパパ、ママにやってもらいたい甘えん坊な3歳の娘と、後追いが激しくどこでもついてくる、元気いっぱいな1歳の息子、育児には積極的に参加してくれる夫、専業主婦の筆者という構成です。
上の子が1歳4ヶ月のときに下の子を妊娠していることがわかり、2歳になろうとしているころに生まれました。なので、2人はちょうど2歳差。下の子は放っておいても育つ、と聞いたことがありますが、わが家の場合は上の子のときと比べると、下の子のほうが手がかかるタイプだと感じています。
2歳差きょうだいのメリット・デメリット
現在進行形で2歳差きょうだいを育てる筆者が感じる、メリット・デメリットについて体験談をもとに紹介します。
また、それを踏まえつつ、微力ながら2歳差育児のアドバイスをさせていただきます。
メリット1:一気に育児を終わらせることができる
年の差を開けないことにより、一気に育児を終わらせることができます。
子育ては体力勝負な面も大きいので、体力があるうちに育児を頑張りたいという気持ちもあるのではないでしょうか。筆者は子どもたちが幼稚園へ入園するタイミングで働こうと思っており、そのタイミングがすぐ来ることは経済的にも助かります。
また、おむつの替え方やミルクの作り方、離乳食の作り方など、上の子のお世話で経験したことを忘れることなく、あるいはすぐに思い出すことができ、下の子に生かすことができます。
サイズアウトした洋服もタンスに長い間眠らせることなく、おさがりとして下の子に回すことができます。「去年娘が着ていたあのボトムスを息子に着させよう」、というふうに把握しやすいです。
メリット2:一緒に遊ぶことができる
わが家では、上の子の赤ちゃん返りが落ち着き、下の子が座っておもちゃを触るようになってからは、一緒に遊ぶことが増えました。
きょうだいそれぞれの年齢に合ったおもちゃを、お互いが遊びたがることもあります。2人でケラケラ笑っているのを見ると、とても幸せな気持ちになります。もちろんおもちゃの取り合いやけんかもしたりしますが、2人が同じ目線で過ごせるのは2歳差だからなのかな、と個人的に感じています。
メリット3:入学・卒業のタイミングがかぶらない
二つという年齢差のため、小中高、大学の入学や卒業がかぶりません。
入学のタイミングでは、ある程度まとまったお金を用意しなければならないので、それが分散されることにより、計画的に貯蓄ができます。また、入学式や卒業式などの大切な行事が同じ日になる心配もあまりありません。
デメリット1:妊娠中、上の子のお世話がつらい
下の子を妊娠中、つわりがとてもひどく、2ヶ月ほど寝たきりでした。娘は歩けるようになり、散歩したり走ったりすることが楽しい時期だったにも関わらず、ずっと一緒に引きこもっていたので、この2ヶ月間のことはいまだに申し訳なく思っています。
また、まだ離乳食が完了していない時期だったので、適当なものを食べさせるわけにもいかず、つわりの最中に台所に立つのが本当につらかったです。妊娠中から2歳差育児は始まっているのだなと痛感しました。
デメリット2:2人のお世話を同時進行
上の子は食事でスプーンやフォークは使えるけど、食べさせてほしいときも多々あり、左を向いて息子に離乳食を食べさせ、右を向いて娘にご飯を食べさせるような毎日でした。
また2歳の夏にトイレトレーニングをやろうと計画していましたが、下の子の後追いが同じタイミングで始まり、それどころではなくなってしまいました。
0歳児はもちろん、2歳児でもまだまだ手伝わないといけないことが多いです。また、新生児期は頻回授乳で寝不足が続いており、毎日のお世話をこなすことが大変でした。2人同時に大泣きしてしまうことももちろんあります。そして、筆者自身の精神的な容量をオーバーしてしまい、一緒に泣いてしまうことも少なからずありました。
デメリット3:子どもたちの気持ちを考え、自己嫌悪に
上の子が2歳になろうとしていた頃、下の子が生まれました。筆者は専業主婦のため四六時中2人で過ごしていたのが、急に赤ちゃんが仲間入りしたことは、上の子にとって面白いことではなかったようです。
2歳はまだまだ甘えたい年頃。赤ちゃん返りが始まり、パパ、ママへの独占欲がかなり強くなりました。下の子が泣いている状態のまま、上の子の相手をしたこともありました。それでも下の子のおむつ替え、授乳、寝かしつけはやめるわけにはいきません。上の子へ少し待つように言い聞かせるも、なかなかうまくはいきませんでした。
子どもたち2人への接し方が中途半端ではないか、つらい思いをさせているのではないか、と自己嫌悪に陥った事もありました。
配信: ママリ