男女の出会いの事情はさまざまです。最近では、SNSなどのオンラインで知り合うことも珍しくなくなりました。一方で、以前から存在している結婚相談所など、プロを介してのお見合いもあります。
そんな結婚相談所では、緊張しがちな初対面の場面もサポートしてくれます。例えば、ツヴァイではマリッジカウンセラーという担当者が付き、お見合いのあっせんから当日の服装やメイク、ふるまいなどについてのアドバイスもしてくれるとか。
そこで今回は、マリッジカウンセラーの方に、お見合いにおけるNGな服装や行動を教えていただきました。
■奇抜・カジュアル過ぎるファッションやネイル
「服装に関しては、奇抜やカジュアル過ぎるものは避けたほうがいいでしょう。明るい色のワンピースやブラウスなど、柔らかい雰囲気が演出できる服装が適しています。お見合いは個性を披露する場ではないため、あくまで“万人ウケ”を意識したヘアメイクや服装で臨んでいただけるとよさそうです。ネイルは可愛いですが、派手過ぎると万人ウケはしません。お見合い時は清潔感のあるシンプルなネイルをオススメします」
■笑顔・リアクションがない
「緊張してしまい、笑顔がなくなるのもNGです。メラビアンの法則として知られているように、人は言語情報よりも非言語情報(視覚・聴覚)に大きく影響を受け、中でも視覚情報は55%を占めるといわれています。どんなに美しくメイクやファッションを整えても、笑顔がなければ大きくマイナスな印象を与えてしまいます。あわせて『すごいですね!』『面白そうですね!』などのリアクションも意識すると、会話も弾みやすくなります」
■うつむきがちで目を合わせない
「うつむきがちで目を合わせないようにしてしまうと、『つまらなそう』『自分と話す気はないのかな』とマイナスな印象を与えます。反対に、目を合わせて話をするとお相手は『自分のことを受け入れ、興味を持ってくれている』と感じます。緊張するかと思いますが、お相手がお話しているときにはとくに目を見てうなずくなど、『聞いています!』アピールをするのがポイントです」
■受け身で自分からは何もしない
「男性側からエスコートしてくれることが多いと思いますが、すべてお相手まかせにならないように、女性からも質問をするなど積極的に参加する姿勢が大切です。双方が質問し合うと、お互いのことを知ることができたと満足度も上がります」
■お礼を言わない
「お会計の際、男性がお支払いをしてくださる場面では、『ありがとうございます』とお礼の一言があるだけで印象は大きく変わります。先に席を取っておいてくださる男性もいるので、何事も当然のような態度はせず、小さなことでもお礼を言うようにすると感じがよくなります」
最後に、お見合い初心者に対して、メッセージをいただきました。
「お見合いが初めての場合はとくに緊張してしまいますが、それは自然なことです。大切なのは、ありのままの自分を見せること。あなたの素晴らしいところを相手に伝えるチャンスですから、自信を持ってください。緊張しながらも、新たな出会いを楽しんでください!」
お見合いや初対面のシーンは、あなたも今後経験する機会があるかもしれません。そんなときには、ぜひこれらのNG行動を押さえておきましょう。
配信: アサジョ