「不倫により離婚が決まりましたが、子供の親権を手に入れたい」とお考えの方に朗報です。
不倫が離婚の原因であったとしても、子供の親権を獲得することは可能です。ただし、不倫が離婚の要因となる場合、相手方は親権を譲渡することに反対することが多いです。その結果、親権の取得が難しいケースも存在します。
本ページでは、不倫による離婚でも子供の親権を獲得する方法や注意点について詳しく解説しています。
この情報は、ベリーベスト法律事務所の離婚専門チームの弁護士がまとめたものですので、ぜひ参考にしてください。
子供の親権に関する疑念や心配事を抱えている方々は、ぜひこの記事をお読みいただき、問題解決の一歩を踏み出してください。
今回の記事が、何としても親権を獲得したいとお考えの女性のご参考になれば幸いです。
1、不倫しても親権は獲得できる!~原則として不倫と親権は関係ない
そもそも、不倫した親が子どもの親権を取得することなど、法律で認められているのでしょうか?
実は、法律上、不倫と親権は基本的には無関係なものと考えられています。
そこで、不倫した母親や父親であっても、親権を取得することは十分可能です。
ただし、不倫をすると、相手は感情的になりますし、「不倫した人に子どもは任せられない」と主張するので、離婚協議や調停がこじれてしまうことは多いです。
不倫したとしても親権を取得すること自体は可能ですが、実際に親権を取得するには、さまざまな工夫が必要となるでしょう。
2、不倫をしても親権は母親が獲得するケースが多い
一般的には、母親が親権を取得することが多いです。
特に、子どもが乳幼児のケースでは、子どもが健全に成長していくために母親の存在が必要であると考えられているので、子どもが0~2歳児くらいであれば、たとえ母親が不倫していたとしても、母親が親権を取得できる可能性が極めて高くなります。
これに対し、子どもが4〜5歳以上などの学童期に入ってくると、父親にも親権が認められる可能性が出てきます。
子どもが15歳以上になると、子どもが自分の意思で親権者を決定することができるので、母親が有利でも父親が有利でもなくなります。
日頃の子どもとのコミュニケーションが重要です。
配信: LEGAL MALL