2024年11月23日

猫の『冬場のお留守番』で気をつけるべき4つのこと　想定されるトラブルも解説

寒い冬、愛猫を安心して留守番させたいけれど、寒さ対策や想定されるトラブルなど、気になることはたくさんありますよね。そこで今回は猫の冬場のお留守番でとくに注意すべき点や、起こりうるトラブルとその対策について、詳しく解説していきます。

1.寒さ対策

冬場のお留守番において、寒さ対策はとくに重要です。猫は寒さに弱いため、体温を維持しやすい「温かい環境」を整える必要があります。

では毎日エアコンを稼働しないとダメかというと、そうではありません。

猫はもともと体温が高いため、少なくとも日本の冬のような寒さであれば窓をオープンにしない限り、エアコンをつけなくても問題ないでしょう。

とはいえ何もしないのではなく、猫の「自分で温まれる場所」を作っておくのが賢明です。

たとえば毛布やクッションを用意し、猫がぬくぬく温まれる場所を用意したり、カーテンを開けて冬の日光が当たれる暖かい場所を整えたり。

このような対策を施すことで、猫が冬場のお留守番を安全に快適に過ごせようになるでしょう。

ただし体温調節が苦手な子猫やシニア猫には、必要に応じてエアコンをつけてください。そのときは加湿器の併用も忘れずに。

冬場のお留守番における水分補給は、とくに気をつけましょう。

寒い季節になるとのどが乾きづらく、猫の水分摂取量が少なくなるため、泌尿器の疾患にかかりやすくなります。

そのため飼い主は、猫が留守中でも積極的に水分摂取できる環境を整えるようにしましょう。

まず、常に新鮮な水を用意することが基本です。水飲み器は清潔に保ち、猫の水を飲む意欲を高めます。

またドライフードだけでは水分不足になりやすいため、ウェットフードを併用するのも良いアイデアです。

これらの工夫を行って、愛猫が「水分不足にならない冬」を過ごせるようにサポートしてあげることが大切です。