2、妻が夫のゲーム依存に嫌気がさす理由
妻が夫のゲーム依存に嫌気がさすのは、当然家庭生活がうまくいかなくなっているからです。
ゲーム好きを理解した上で結婚したとしても、子どもが生まれてまでゲームに夢中になっているのは想定外だったのではないでしょうか。
想定外のことが起こっているからこそ、妻のイライラは収まりません。
(1)ゲームの時間が長い
ゲームの時間が1日30分程度なら妻の許容範囲のはず。
ですが、会話をする時間もないほど、家庭にいる時間はずっとゲームをされるから嫌になってしまいます。趣味の範囲を超えているゲーム時間はまともな家族ではないと感じるのは当然のことです。
(2)ゲーム中話しかけても無視される
ゲームが好きというだけなら、さほど気になりません。
ですが、用事があるから声がけしているのに、無視され続ければ腹が立ってしまいます。
「今忙しい」「後で」という返事が返ってきても、永遠に夫のいう「後で」の時間が来ないから余計に腹が立ってきます。家族とゲームとどっちが大事なのか?と感じても不思議はありません。
(3)家事・育児よりゲームを優先する
家事や育児など家庭での夫の役割を果たしてくれないことにもイライラします。
やるべきことをやってくれたなら余った時間で趣味のゲームをする分には許せるもの。しかし、やるべきことをやらずにゲームばかりをしているから嫌なのです。
また、子どもがゲームばかりをして過ごす夫を見て成長することも喜ばしくはありません。ゲームのコントローラー片手にミルクをあげる夫を見るたびに心配にもなるでしょう。メインはゲーム、片手間に育児だから嫌なのです。
(4)ゲームへ課金している
ゲーム好きが高じて、家計を圧迫するほどに課金をしているともう家族をやっていけないとも感じてしまうでしょう。無料で遊べる範囲でやる分には許せる妻もいるかもしれません。
ですが、課金はダメ、絶対にダメ、と感じる女性は多いのではないでしょうか。
(5)ゲームをしていない時間は上の空
注意することでゲームを一旦中断してくれたとしても廃人のように上の空。
これではゲームをしようとしまいと関係ありません。どうして夫は、ゲームのときは生き生きとしているのに、他の時間は廃人と化してしまうのか…。不安を感じることでしょう。
仕事はきちんとこなしているのか?会社ではどうなんだろう?と不安は増すばかりです。
3、言っても聞かない・・・夫はゲーム依存症?
ゲーム依存症とは、ゲームがないと禁断症状が起こり、日常生活もままならなくなる病気の一種です。
症状が悪化すると、食欲不振を起こしたり、鬱状態になってしまう立派な病気です。
あなたの夫は単なるゲーム好きなのか、それともゲーム依存症なのか気になることでしょう。
依存症レベルに達すると、どういう特徴があるのかチェックしてみてください。
下記は、ネット依存のチェック項目です。インターネットの部分をそのままゲームに置き換えてみるとチェックできるでしょう。
引用:https://www.soumu.go.jp
14個以上に当てはまるなら重度なゲーム依存症です。治療が必要な状態と考えるといいでしょう。
8個から13個当てはまるなら中程度のゲーム依存症です。悪化する前に治療していきましょう。
4つから7個当てはまるなら、軽度なゲーム依存症です。注意が必要な状態と考えてください。
もう少し具体的にあなたの夫が依存症かどうかを見分けるポイントを7個ご紹介します。一つでも当てはまれば注意した方がいいでしょう。
(1)ゲームをしたい衝動が抑えられない
いくら注意しても約束をしてもゲームをしたい衝動が抑えられないのはゲーム依存症の顕著な特徴。
例えば、夫婦で話し合い、ゲームの時間は1日1時間と取り決めたにもかかわらずに、衝動が抑えられずに隠れてこそこそゲームをしているなどのことです。
家族での食事の時間にゲームをしながらでないと食事ができないなどもここに当てはまります。
(2)ゲームの時間が日常生活の中で一番長い・夜中までやめられない
ゲームの時間が日常生活の中で一番長いのもゲーム依存症の特徴。
大人なので会社にいる時間はカウントできません。それ以外の時間と考えてください。
通勤中や家庭での時間を考えてみるといいでしょう。休日なら1日中ゲームをしていることはありませんか?映画を見たり、読書をしたり、子どもと遊んだり、妻との会話時間よりも一番ゲーム時間が長いのはゲーム依存症だからかもしれません。
深夜になってもゲームをやめずに睡眠時間を削っているのは危険な状態です。
(3)朝起きられない
ゲームを深夜までやっているため、朝自力で起きることができません。毎朝あなたが何度も起こしているのは夫がゲーム依存症の症状を患っている可能性があるから。
身に覚えのある方もいるのではないでしょうか。また、現実逃避で朝起きたら仕事に行かなければいけない、という心理から朝起きられない可能性もあります。
仕事に行くよりもゲームをしたい心理の表れです。
(4)ゲームのことを注意すると激しく怒る
ゲーム依存症の夫はゲームのことを注意されると激しく怒る特徴もあります。人はなぜ怒るのか、それは自覚していることを注意されるから怒るのです。「わかってる」と感じている夫に注意をすると激しく怒ることでしょう。夫にもゲームをやっていては自分はダメになるという自覚があるから怒るのです。そしてわかっていても、やめられない自分自身にもイライラしているのでしょう。
(5)日常生活の何よりもゲームを優先する
日常生活の何よりもゲームを優先する状態は最も危険です。
「何時からゲームのイベントがあるから、お風呂に今日は入れない、食事する暇がない」などはありませんか?
または、結婚記念日に外食することをゲームを理由に断る、子どもの運動会でもゲームを優先にして見に行かない、などもゲーム依存症が原因かもしれません。
(6)ゲームへの課金が多い
ゲームへの課金がどんどん増えているのも危険な兆候です。
家計を圧迫するほどの課金なら自分ではもはや制御できない状態。ゲーム依存症という病気だからないお金を使ってでも課金するのです。
(7)ほぼゲームの中で生きている(現実と仮想世界の区別がつかない)
重度なゲーム依存症になってくるとほぼゲームの中で生きている状態に陥ります。
ゲームをしていない時間に放心していたり、仕事にも行かなくなるほどの状態は重度なゲーム依存症かもしれません。この状態になってくると話す内容も理解ができない可能性も。
配信: LEGAL MALL