「膀胱がんを放置」するとどうなる?症状や原因も解説!【医師監修】

「膀胱がんを放置」するとどうなる?症状や原因も解説!【医師監修】

膀胱がんを放置する危険性についてよくある質問

ここまで膀胱がんを放置する危険性と症状・治療法などを紹介しました。ここでは「膀胱がん」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。

膀胱がんは男性の方がかかりやすいですか?

村上 知彦(医師)

一般的に膀胱がんは男性の方が女性よりかかりやすいとされています。膀胱がんの第一の危険因子は喫煙です。日本では喫煙者の割合が男性の方が高いため、膀胱がんの危険因子も男性に多く見られます。その差は約3〜4倍といわれています。

膀胱がんが転移しやすい臓器を教えてください。

村上 知彦(医師)

治療後も膀胱内で局所再発することがあります。また遠隔転移がしやすい臓器はリンパ節・肺・骨・肝臓などです。遠隔転移は、がん細胞がリンパ液や血液の流れにより運搬され流れ着いたと考えられています。

編集部まとめ

今回は膀胱がんを放置した場合の危険性と、症状や治療方法について解説しました。膀胱がんの多くは血尿や頻尿といった症状からはじまります。

この初期症状を「大したことないだろう」と放置してしまうと、のちに進行した状態での発覚となり、尿路変更を伴う手術が必要となります。

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