「歴戦のプロが2024年のNo.1家電を決定!」圧倒的ビジュのインテリアになる冷蔵庫ほか、部門別“冷蔵庫”大賞3傑【家電グランプリ2024】

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今年も画期的な技術、便利な機能、洗練されたデザインなどが盛り込まれた、新しい家電が数多く登場した。毎年恒例の本企画では家電に精通したプロが各ジャンルのNo.1家電を決定する!

今回は、家電グランプリ2024で見事大賞に輝いた「冷蔵庫」を3部門からご紹介。冷蔵庫は生活スタイルに合わせて容量もデザインも選ぶ時代に!

審査してくれた家電のプロ

審査方法

日本国内で2023年12月1日から2024年10月10日までに発売(発表)された新作家電が対象。家電に精通した6名の審査員がカテゴリーごとに、グランプリにふさわしい家電を投票。その得票数によって各部門の大賞を決定した。

家電プロレビュアー 石井和美さん

白物家電を得意とするプロレビュアー。自身が持つ「家電ラボ」では大型家電のテストも。

モノライター 伊藤伊万里さん

家電、日用品、美容など生活に密着したジャンルが得意。家電はデザイン性を重視。

家電ライター 伊森ちづるさん

All About家電マーケティングガイド。メーカー取材から家電レビューまで精力的に活動。

家電ライター 金山 靖さん

家電、文具、食に精通するグルメライター。調理家電に相当なこだわりを持つ。

家電ライター 栗山琢宏さん

家電からPC、デジタルまで様々なジャンルに精通。雑誌、書籍、Webなど幅広く活躍する。

家電女優/家電アドバイザー 奈津子さん

難関の「家電アドバイザー」を保有する芸能界一家電に詳しい女優。3歳児の母。

1.【サブ冷蔵庫部門】アクアのインテリアになる小型冷蔵庫


トップを飾るのは今話題のサブ冷蔵庫部門。見事大賞に選ばれたのは「ビジュの強さが圧倒的」(奈津子さん)、「おしゃれすぎる!」(伊藤さん)、「冷蔵庫の使い方のアイデアが広がる」(伊森さん)など、審査員から圧倒的支持を集めたAQUAの家具冷蔵庫「LOOC(ルーク)」。

担当デザイナーの渡邊さんに開発のこだわりを聞いた。

「キッチン以外に置けるサイズと質感にこだわりました」

イノベーションデザインセンター デザイナー 渡邊悠太さん

ハイアール アジア R&D(株)に在籍し、主にAQUAの冷蔵庫のデザインを担当。昨年大賞を受賞したスリムフリーザーのデザインも渡邊さんだ。

「大賞に選ばれて大変光栄です!ルークの企画の始まりはおよそ4年前、私が1Kの部屋に暮らしていたときに感じた、冷蔵庫への不満点です。私のように、狭い部屋に置いても圧迫感のないサイズ、インテリアとしても違和感のないデザインを求めている人は多いと思い、企画を立案しました。

奥行きは収納家具の多くが採用している45㎝にこだわり、家具と並べてもルークが出っ張ることがないようにしました。より家具らしく見えるよう脚を付け、床が見えることで部屋が広く感じられ、ロボット掃除機が入り込めるので、掃除もしやすくなっています。

フレンチドアの採用は企画のスタート段階からイメージしていました。洗練された印象になるだけでなく、狭い場所でもドアが開きやすくなっています。カラーはメタリックやダークトーンなど何パターンか考えていたのですが、ユーザー調査を参考に、インテリアになじむ家具らしい木目調に落ち着きました。

機能面では、冷蔵・冷凍を左右に振り分けることでどちらも使いやすくし、庫内はシンプルにして使い勝手の自由度を優先しました。冷凍室はアイスクリームを保存できる冷凍性能、静音性と省エネ性はインバーターを搭載することでクリア。デザインも機能も、当初目指したような、これまでになかった家具冷蔵庫ができました。大賞受賞をきっかけにより多くの方に知っていただきたいです!」

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