「手が震える」のは「パーキンソン病」や「アルコール依存症」が原因?医師が解説!

「手が震える」のは「パーキンソン病」や「アルコール依存症」が原因?医師が解説!

「手が震える」についてよくある質問

ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「手が震える」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。

手が震えるのは何が不足しているのでしょうか?

関口 雅則医師

手の震えがある場合、ビタミンB12、ナトリウム、カルシウムやマグネシウムなどの栄養素が不足している可能性があります。また、低血糖状態も手の震えの原因となることがあります。食事を規則正しく摂り、バランスの取れた栄養を心がけることが重要です。不足が疑われる場合は、サプリメントや適切な食事で補うようにしましょう。それでも症状が続く場合は医師に相談してください。

手が震えて動悸がするのは何が原因でしょうか?

関口 雅則医師

手の震えと動悸が同時に起こる場合、緊張や不安が原因で自律神経が乱れている可能性があります。これらの症状はストレスや過度のカフェイン摂取、睡眠不足などで悪化することがあります。まずはリラックス法を試し、カフェイン摂取を控えることをおすすめします。症状が頻繁に現れる場合は、内科や心療内科を受診し、適切な診断と治療を受けるようにしてください。
また、甲状腺機能亢進症でも手の震えと動悸が現れる場合があります。甲状腺の腫れなどを伴っていたり、体重が急激に減ったりするなどの症状がある場合には内分泌内科の受診をお勧めします。

まとめ

今回の記事では、手の震えについて解説しました。
震えの大部分は特に心配のいらないものですが、中には治療が必要な場合もあります。日常生活に支障が出るほどの震えがある場合や、他の症状を伴っている場合には、医療機関を受診するようにしましょう。

関連記事: