おならがよく出る場合胃がんを疑うべき?Medical DOC監修医がおならがよく出る場合胃がんを疑うべきか・症状・原因・おならがよく出る時に疑う病気・疾患などを解説します。
≫「胃がんとピロリ菌」の関係性はご存知ですか?ピロリ菌以外の原因や症状も解説!
※この記事はMedical DOCにて『「おなら」がよく出る場合「胃がん」を疑った方がいい?初期症状も医師が解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。
監修医師:
烏山 司(医師)
医学部卒業後、消化器内科医として勤務。現在は産業医として企業での健康管理業務や安全衛生業務などを行っている。またスポーツドクター資格も保有しており、臨床医学のみならず、予防医学やスポーツ医学なども含め、日々幅広く知識を深めるために研鑽を積んでいる。
「胃がん」とは?
胃がんとは、胃壁の内側にがん細胞が発生し、無秩序に増えたものです。胃がんは進行するにつれて、胃の内側から外側へと進んでいきます。胃がんは、男性のがんで3番目に多く、女性のがんで4番目となっており罹患数の多いがんです。胃がんは初期段階では自覚症状がないことが多く、分かりづらいことが特徴的です。どんな時に胃がんを疑うべきか、症状について詳しく解説いたします。
おならがよく出る場合胃がんを疑った方がいい?
おならがよく出ることが胃がんの症状の一つかも?と不安に思う方もいるのではないでしょうか。実は、おならが直接がんの症状であるとは言えません。しかし、おならが多くなる疾患には、呑気症、慢性胃炎、過敏性腸症候群、大腸がんなどが挙げられます。この中の、慢性胃炎の原因としてピロリ菌感染が多く、このピロリ菌感染は胃がんの原因ともなっています。
つまり、おならがよく出ることは、胃がんを直接的に疑う症状とは言いにくいのですが、いずれにしても、胃調の不調がみられるときには消化器内科を受診して相談してみましょう。
配信: Medical DOC