混ぜて焼くだけだから簡単!スパイスケーキは冬のおやつやクリスマスにぴったり

混ぜて焼くだけだから簡単!スパイスケーキは冬のおやつやクリスマスにぴったり

ヨーロッパの伝統菓子「スパイスケーキ」。スパイスというと、カレーなどのエスニック料理に使うイメージがありますが、実はケーキとも相性が良く、華やかな香りと奥深い味わいが楽しめます。そんなスパイスケーキをおうちで作ってみませんか?少しスパイシーな風味がこれからの季節にぴったり。クリスマスのケーキとしてもおすすめです!

スパイスケーキとは?

スパイスケーキは、ヨーロッパに古くから伝わるお菓子で、特にベルギーなどで愛されてきました。

伝統的なレシピは卵やバターを使わない独特な製法が特徴。時代に合わせて少しずつ改良が加えられ、現代ではさまざまなレシピが存在します。

ケーキに合わせる主なスパイスは、シナモン、カルダモン、グローブ、ナツメグなどです。

スパイスそのものを使うほか、スパイスティーなどを使う方法も。

こちらは、@kukunosanyaso さん考案のスパイス和紅茶を使って作った「チャイのパウンドケーキ」。

ほどよいスパイスの香りのケーキに、クリームチーズとホワイトチョコで作ったフロスティングの甘さが絶妙にマッチ。ついつい手が伸びてしまうおいしさなんですよ。

スパイスティーは、お好みのスパイスとティーバッグを組み合わせて作ってみるのも楽しそうです。

クリスマスにもおすすめ!スパイスケーキのレシピ3選

スパイスケーキの作り方は、基本的に材料を混ぜて焼くだけなのでとっても簡単。スパイスの効いた味わいはクセになること必至です。また、ヨーロッパの伝統的なクリスマススイーツはスパイスを使ったものが多いので、今年のクリスマスに作ってみては?

米粉のスパイス香るキャロットケーキ

スパイスケーキと聞いて、キャロットケーキを思い浮かべる方は多いかも?

そう、実はキャロットケーキにとってスパイスは重要。スパイスがケーキ全体の風味を引き立て、より一層味わい深いものにしているんです。

こちらのキャロットケーキには、シナモン、クローブ、ジンジャー、カルダモンが使われていてとっても香り豊か。さらに、ドライフルーツとラム酒も加えて大人の味わいに仕上げています。

また、パン用の米粉を使っているので、簡単にしっとり、ふんわりとした食感が出せるのだとか。

その日に食べてもおいしいけれど、味がなじむ翌日が食べごろです。

スパイスジンジャーケーキ

スパイスとしょうがをたっぷり使って焼き上げた「スパイスジンジャーケーキ」。シナモン、カルダモン、グローブ、ナツメグが織りなす複雑な香りに、心をつかまれない人はいないはず!

密度が高くむちっとした食感なので、薄めに切ってお酒やホットドリンクと一緒に味わうのがおすすめです。特に赤ワインが良く合うそうですよ。

一晩寝かせるとスパイスがさらになじんで、また違ったおいしさを楽しめます。

また、軽くトーストしてから少しバターをのせ、パラッと塩をかけて食べると魅惑の味わいに……! ぜひ、さまざまな食べ方でご堪能あれ。

アーモンドとシナモンのケーキ

シナモンを効かせたアーモンドケーキは、香ばしさはもちろん、甘くエキゾチックな香りが堪能できます。

しっとりと仕上げるポイントは、米粉を使い、アーモンドプードルをたっぷり入れること。まるでフィナンシェのようなホロっとほどけるような口当たりになります。

スライスアーモンドはお好みでOKですが、たっぷりのせると、パリっと香ばしく食感のアクセントに。

米粉の代わりに小麦粉でも作れますし、ヘーゼルナッツプードルを入れればより一層香り良く仕上がるので、お好みでアレンジも楽しんでみては。