「白内障」になるとどんな「見え方」になるかご存知ですか?セルフチェック法も解説!

「白内障」になるとどんな「見え方」になるかご存知ですか?セルフチェック法も解説!

白内障の予防法

白内障の進行を予防する方法を教えてください。

糖尿病のような生活習慣病にならないことと、アトピーや糖尿病など全身疾患がある方は、疾患のコントロールが大切です。また、喫煙を控える・痩せる・強い紫外線や赤外線を避けるようにしましょう。糖尿病で血糖コントロールがうまくいかない方では、糖尿病網膜症になる可能性があります。糖尿病網膜症は、糖尿病の合併症の1つで網膜に起きる障害です。網膜の毛細血管が変形したり詰まったりして、網膜に栄養や酸素が届きにくくなり網膜が酸欠状態になります。その結果、新しい血管を作って酸素不足を補おうとしますが、新しい血管は脆く出血しやすいため出血して網膜に膜ができます。この膜が原因で網膜剥離につながる場合もあるため、糖尿病にならないように注意が必要です。糖尿病網膜症は、糖尿病になって10年以上で発症するとされています。しかし、進行するまで自覚症状が乏しいため、糖尿病の方は定期的に眼科を受診しましょう。BMIが30以上の方では、白内障になる可能性が高くなるため、食生活を見直したり運動を行ったりするのも予防になります。

白内障にかからない対策法はありますか?

紫外線で白内障が進行するともされているため、外出の際にはサングラス・日傘・帽子の着用などが推奨されます。ガラス職人や溶鉱炉で作業を行う方は、日常的に強い赤外線を浴びているため、白内障になりやすいといわれています。日常生活で問題になりやすいのは、紫外線です。そのため、紫外線を直接浴びないような対策が必要になります。サングラスは眼球への効果はありますが、隙間から入ってくる紫外線には対応できません。日差しが強い際には、つばの広い帽子や日傘を使いサングラスをすれば、紫外線対策にも日焼け対策にもなるでしょう。また、朝夕は太陽の位置が低いため、太陽光が目に入りやすくなります。時期によっても太陽の位置は変わりますが、朝夕にはサングラスをかけ、太陽が高く上がる昼間には帽子にするなど使い分けるとより効果的です。

編集部まとめ

白内障の見え方・症状・治療法・術後の見え方などを紹介しました。白内障は、水晶体が濁ることで、視力低下や見えにくさが生じる病気です。

加齢・遺伝・性別・紫外線・全身疾患など多くの要因で発症します。加齢も1つの要因で、年齢を重ねるごとに白内障の発症率は上がります。

治療法は、点眼と手術で白内障の状態によってとらえる方法は異なるでしょう。点眼は進行を遅らせるために行われ、手術は進行していると判断した際に行われます。

手術によって眼内レンズにすると、青みがかって見えることもありますが、時間とともに慣れてきます。

白内障は糖尿病・アトピーなどの疾患や紫外線などの影響も受けるため、普段から食生活の改善・運動・紫外線対策などを行って予防していきましょう。

参考文献

白内障自己診断テスト(日本白内障学会)

白内障の手術(日本眼科学会)

白内障手術

後発白内障(日本眼科学会)

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