50歳は人生120年の折り返し前!?この年代に注意すべきことは肥満?

50歳は人生120年の折り返し前!?この年代に注意すべきことは肥満?

■基礎疾患を持っている人運動しても良い?

50歳を迎えるにあたり、すでに病気を患い体力が低下している人は、激しい運動ができないのではないかと思います。元来運動が苦手で、全く運動して来なかったという50歳代の人は、昭和世代では60歳代から70歳代の体力かもしれません。
また、繰り返し手術をした人や後遺症をお持ちの人は、昭和世代では80歳代から90歳代の体力まで低下していることが考えられます。
基礎疾患を持っている人や手術後体力が低下している人は、安静にすることが大切だと思っている人が多いように感じています。その考えは、もう昔のことです。今は、手術後積極的に運動することを進めています。10年ほど前から狭心症の手術後でも、体に負荷がかかる程度の運動が大切だと言われています。東海大学医学部教授伊苅裕二医師は、運動の大切さを積極的に推奨しています。
どの程度運動したら良いかの目安は、JIJICO内にあるコラム「人生100年時代を生きる体力の転換期は62歳?体力低下を防ぐ秘訣はあるのか!?」をご参照戴きたく思います。
体力が低下して呼吸が浅くなっている人は、JIJICO内にあるコラム 「78歳は体力低下の転換期!?70歳を過ぎたら日常生活動作と深呼吸を大切に」をご参照戴きたく思います。
自立した生活が困難になり始めている人は、
80歳代の体力をイメージしたい人は「自立した生活が困難になるのは85歳!? 80歳になったら手を振って歩き 良く噛む事をこころがけましょう」
90歳代の体力をイメージしたい人は「110歳まで生きるためには何が必要!? 90歳代になったら必要なことは筋トレ?」をご参照戴きたく思います。

■鍼灸治療やヨガ(YOGA)治療は生活習慣病に最適な医療です

肥満が長期間に及ぶと、様々な病気を併発します。日本肥満学会によると、肥満を背景とする代表的な疾患は、

1.糖尿病
2.高血圧
3.脂質異常症
4.脂肪肝
5.睡眠時無呼吸症候群
6.関節障害

などです。これらはすい臓、腎臓、肝臓等に関連した病気です。これらの病気に、鍼灸治療は有効です。鍼灸治療は身体の外側から内臓機能に働きかけることが可能な「内外科治療」です。薬物治療(内科治療)で効果を得られない人や外科手術(外科治療)をしても痛みが消失しない人は、是非鍼灸治療(内外科治療)をお試し戴きたく思います。鍼灸治療で体の調和を取り、元気な50歳代をお過ごし戴きたく思います。鍼灸治療をご希望の人は、お近くの鍼灸院または鍼灸師が勤務している医療提供施設にご相談ください。
肥満解消に、ヨガ(YOGA)は最適です。ヨガ(YOGA)療法は、その人にあったカリキュラムを作成して行います。ヨガ(YOGA)のアーサナ(ポーズ)は、内臓の機能向上に役立ちますので、病気解消に有効です。ご希望の人は、清野メディカルヨーガ/清野ヨーガ道場もしくはお近くのヨガ(YOGA)教室にご相談戴きたく思います。
日常生活の養生法について詳しくお知りになりたい人は、清野鍼灸整骨院ホームページ「くらしと養生」をご参照戴きたく思います。清野が呼称する養正(ようせい)治療は、日常の適正な生活です。

(清野 充典/鍼灸師)

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