「日頃のお礼に商品券の郵送をしたいけど、どうやって送ったらいいの?」
「友だちへの内祝いに商品券はどうだろう?商品券の郵送ってどんなことに気をつけたらいいのかな」
遠方に住む知人へのお礼やお祝いとして商品券を贈りたいとき、郵送方法がわからないという方は多いでしょう。
そこで本記事では商品券の郵送方法について、手順や押さえておきたいポイントとともに解説します。
商品券の郵送ができない方法についてもお伝えしますので、ぜひご覧ください。
商品券の郵送方法
商品券の郵送方法には、以下3つがあります。
・書留
・ゆうパック
・レターパック
商品券の郵送方法を選ぶにあたって、現金と同じ価値のあることから補償と追跡サービスの有無が大きなポイントといえます。
そのため可能であれば、以下のように補償と追跡サービスがどちらも付帯している、書留もしくはゆうパックで商品券を発送するといいでしょう。
商品券の郵送方法 | 補償 | 追跡サービス |
書留 | 〇 | 〇 |
ゆうパック | 〇 | 〇 |
レターパック | × | 〇 |
次の章からは、各郵送方法を詳しく解説していきます。
書留
手紙への送料にオプション料金を支払い、追跡サービスと補償をつけた郵送方法が書留です。
商品券の郵送に使用できる書留は一般書留と簡易書留の2種類があり、違いを以下の表にまとめましたので、参考にしてください。
書留の種類 | 一般書留 | 簡易書留 |
送料 | 基本料金に+480円 | 基本料金に+350円 |
補償額 | 10万円
+23円で5万円ずつ補償額を増やせる (最大500万円まで) |
5万円 |
追跡サービス | 引受け~経由した郵便局~配達といった
送達過程を記録 |
引受けと配達の記録のみ |
適した商品券 | 5万円を超える高額な商品券 | 5万円以下の商品券 |
参考:郵便局「書留」
一般書留と簡易書留はどちらも追跡サービスと補償がついていますが、配達過程の詳細さや補償される金額が大きく異なります。
そのため、商品券の金額が5万円を超えるかをひとつの目安として選ぶといいでしょう。
ゆうパック
ゆうパックはサイズが3辺合計170cm以下、重さ25kgまでの荷物に対応する郵送方法で、追跡サービスと補償の両方がついています。
対応可能な最小サイズははがきと同じ「14cm×9cm」なので、商品券の郵送時はこの大きさより大きい封筒に入れましょう。
以下にゆうパックの詳細をまとめましたので、参考にしてください。
送料 | お届け先によるので、
郵便局の公式サイト「ゆうパックの運賃・料金計算」を参考にしてください 送料の例)東京⇔東京 820円 |
補償額 | 30万円
+420円でセキュリティサービスを付加すると50万円まで |
追跡サービス | 引受け~経由した郵便局~配達といった送達過程を記録 |
適した商品券 | 30万円を超える高額な商品券
商品券のほかにも荷物を同梱したいケース |
参考:郵便局「ゆうパック」
参考:郵便局「セキュリティサービス」
ゆうパックの補償額は30万円のため、30万円を超える商品券の郵送時に利用するといいでしょう。
また対応サイズが幅広いので、ほかの荷物を同梱したいときにもゆうパックは適しています。
商品券と一緒に贈りものをするなら、30万円未満の場合でもゆうパックの利用を検討してみてください。
レターパック
レターパックはA4サイズ(340mm×248mm)、4kgまでの荷物を全国一律料金で郵送でき、追跡サービスがついている郵送方法です。
レターパックにはレターパックプラスとレターパックライトの2種類があり、以下に詳細をまとめましたので参考にしてください。
レターパックの種類 | レターパックプラス | レターパックライト |
送料 | 600円 | 430円 |
補償額 | なし | |
追跡サービス | 引受け~経由した郵便局~配達といった送達過程を記録 | |
受け取り方法 | 対面 | 郵便受けに投函 |
厚さ | 制限無し | 3cmまで |
適した商品券 | 高額ではない商品券
商品券の郵送をポスト投函で済ませたいケース |
参考:郵便局「レターパック」
参考:郵便局「レターパックは損害賠償の対象となりますか?」
レターパックは種類を問わず追跡サービスがついていますが、破損や紛失時の補償はないため高額な商品券の郵送にはおすすめできません。
また商品券の郵送にレターパックを選択するなら、より安心な方法で送るためにも対面で相手に渡してもらえるレターパックプラスがいいでしょう。
ただしレターパックには、郵便ポストにそのまま投函できるメリットがあります。
手ごろな金額の商品券を手間なく郵送するのであれば、レターパックという選択肢を視野に入れてもいいでしょう。
商品券を郵送するときの手順
商品券を郵送するときの手順は、以下のとおりです。
1.郵送する方法を選ぶ
2.商品券の重さを量る
3.梱包して郵送する
まず「商品券の郵送方法」を参考に、商品券の郵送をどの方法でおこなうか決めます。
つづいて商品券の重さを量り、送料がいくらになるのか、サイズに対応しているのかなどを把握して、郵送手続きをスムーズに済ませられるようにしておきます。
最後に商品券を梱包して、レターパックならポスト投函、そのほかの方法なら郵便局へ商品券の郵送を申し込んでください。
商品券の梱包については、記事の後半「商品券の郵送を検討するときに押さえておきたいポイント」にてお伝えしますので参考にしてください。
配信: コンポスのコラム