最悪の組み合わせ!パスポートと防虫剤は一緒に保管NGだった

第1142回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
旅行好きや海外出張などが多い人であれば、パスポートをよく使っていると思いますが、タンスの奥に眠ったままでまったく触っていないという人も少なくないはず。タンスのなかに保管しておけば、紛失する心配はないかもしれませんが、もしかしたら使えない状態になっているかもしれません…。

最悪の組み合わせ!パスポートと防虫剤は一緒に保管NGだった

衣類用の防虫剤とパスポートを一緒にすると変色の可能性あり

外務省では、10~20代の人たちに向けてTwitter上(外務省やわらかツイート@MofaJapan_ITPR)で親しみやすい情報を発信しています。そのなかでも、気になるのが以下のツイートです。

“パスポートは防虫剤と一緒に保管しないでください。
(゚ロ゚;)エェッ!?
衣類用の防虫剤と一緒に長期間保管していると、防虫剤の影響により、#パスポート のラミネートが変色することがあります。変色しているパスポートで渡航すると入出国審査でトラブルになる可能性も。“

このツイートに対して、「知らなかった」や「初耳でビックリ」などの声が寄せられています。しかし、この情報については外務省のウェブサイトにも掲載されている内容です。同ウェブサイトをよく見てみると、パスポートの保管に関して、他にも注意喚起しています。

ICパスポートの場合は、防虫剤だけではなく、「磁気の強い場所」も避けたほうがいいのだとか。携帯電話などの電子機器や磁気ネックレス程度の磁気に触れてもICチップが壊れることはないようですが、微弱な磁気であっても長期間受け続けるのは避けたほうが望ましいとのこと。例えば、テレビの近くに置きっぱなしにしたり、磁気ネックレスと同じ場所に保管するのはやめたほうがいいかもしれません。

パスポートを日常生活で使うことはあまりないかもしれませんが、発行するためには、時間もお金もかかります。だからこそ、保管方法もしっかり気を付けておきたいですよね。最近、パスポートを触っていないという人は、保管方法に問題がないか見直してみましょう。
(文・山手チカコ/考務店)

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