犬のケージ『NGな置き場所』5選 愛犬の体に負担となる可能性も…

犬のケージ『NGな置き場所』5選 愛犬の体に負担となる可能性も…

愛犬の快適な生活を守るためには、ケージの置き場所が非常に重要です。設置場所によっては、愛犬の体に負担をかけたり、ストレスを与えたりする可能性があります。今回は、愛犬が安心して過ごせる環境を整えるために、犬のケージを置く際に避けるべき「NGな場所」をご紹介します。

1.直射日光の当たる場所

直射日光の当たるところにケージを設置することで、中の温度が急激に上昇する可能性があります。

特に夏場や晴れた日には、ケージの中が非常に暑くなり、犬が熱中症になるリスクが高まります。犬は体温調節が苦手で、特に短頭種の犬や高齢犬、病気を抱えている犬は、熱に対して敏感です。

また、直射日光は犬の皮膚にも悪影響を及ぼすことがあります。長時間日光にさらされることで、皮膚が焼けたり、日焼けを引き起こすこともあるようです。特に白い毛の犬や薄毛の犬は、皮膚が敏感で日焼けのリスクが高いので注意しましょう。

さらに、直射日光はケージ内の環境にも影響を与えます。温度が高くなると、犬が快適に過ごせる環境が損なわれ、ストレスを感じることがあります。犬は快適な場所を求める動物なので、ケージ内の環境が悪いとストレスから問題行動を起こすこともあるようです。

以上の理由から、犬のケージは直射日光の当たらず、風通しのいい涼しい場所に設置するようにしましょう。

2.エアコンの風が直接当たる場所

エアコンの風が直接犬の体に当たると、体温調節が難しくなり、犬が体調を崩す原因となる可能性があります。特に、短毛種や小型犬は寒さに敏感で、冷たい風にさらされることで体が冷えすぎてしまうことがあるので注意が必要です。

また、エアコンの風は乾燥した空気を作り出すため、犬の皮膚や呼吸器系に悪影響を及ぼすことがあります。

乾燥した環境は、皮膚のかゆみやアレルギーを引き起こすことがあり、犬にとって不快な状況を生むことになります。なお、呼吸器系に問題を抱えている犬にとっては、乾燥した空気は特に危険です。

さらに、エアコンの音や風の動きが犬にストレスを与えることも考えられます。犬は変化を感じ取りやすい動物なので、周囲の環境に対して非常に敏感です。エアコンの風が直接当たることで、犬が不安を感じたり、落ち着かなくなったりすることがあります。

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