赤ちゃんが食物アレルギーだと診断されたとき、ママたちは漠然とした不安を抱えてしまうかもしれません。赤ちゃんの時期に発生した食物アレルギーは、どうなるのか。今回は、食物アレルギーの発生する時期、そして治る時期についてお伝えします。
赤ちゃんの時期に多い、食物アレルギー
食物アレルギーは、まだ消化機能があまり発達していない赤ちゃんの時期に発生することがほとんどです。これは、アレルゲンが食べ物に含まれている「たんぱく質」に関係しているためです。
実はたんぱく質というのは、アミノ酸が結びついてできています。口から食べたたんぱく質が、アミノ酸になるまできちんと分解されれば問題ないのですが、小腸の消化吸収の機能がまだまだ未熟な赤ちゃんの場合、アミノ酸まで分解されないまま吸収されることも。すると、アレルギー反応が起こるといわれています。
アレルギーは、小学生までに完治が大半
食物アレルギーにはさまざまなタイプがあるため、発症する時期は年齢によってちがいます。ただし、赤ちゃんの時期に発生した食物アレルギーの場合、体の成長とともに消化機能も発達するため、小学生ごろまでにはほとんど完治するといわれています。
「アレルギーがこわいから」という理由だけで、離乳食の開始時期を遅らせるのはNG!できるだけ、生後5〜6カ月ごろなどの目安のもと、離乳食をはじめましょう。
配信: ベビーカレンダー(レシピ)