たんぱく質やカルシウムがたっぷり含まれている牛乳。とくにカルシウムは骨や歯の成長に欠かせない栄養素のため、赤ちゃんもしっかりとりたい食材です。離乳食の時期、牛乳をどうやって赤ちゃんに食べさせたらいいのか。ヨーグルトなどの乳製品とあわせてお伝えします。
育児用ミルクが大丈夫なら乳製品はOK
育児用として使われている粉ミルクはもちろん、バター、ヨーグルト、チーズのような乳製品は、すべて牛乳から作られています。離乳食がはじまる前までに粉ミルクでアレルギーの問題がなければ、離乳食の時期に牛乳や乳製品を使っても大丈夫です。
完全母乳で育てている場合、ごくまれに牛乳でアレルギーを発症する場合があります。離乳食をはじめる前に、赤ちゃんが粉ミルクでどのように体調が変化するのか。必ず赤ちゃんの様子をたしかめてから、離乳食に取り入れましょう。
牛乳、ヨーグルトで風味づけから開始
牛乳やプレーンヨーグルトは、離乳食中期(7〜8カ月)ごろからはじめましょう。もちろんはじめは、ごく少量からスタート。
たとえば牛乳は、ゆでたかぼちゃなどをすりつぶして牛乳でのばすと、やさしいミルク味の風味をつけることができます。牛乳は、1歳を過ぎるまでは加熱してから与えることも大切です。また、ゆでた食材を少量のプレーンヨーグルトであえると、食材のとろみづけとしても使えます。
赤ちゃんが乳製品を食べることに慣れてきたら、じょじょにカッテージチーズや粉チーズなども離乳食のメニューに加えていきましょう。
配信: ベビーカレンダー(レシピ)