1から100までの数をたすといくつ? この問題が一瞬で解ける驚きの方法「速算術」とは

1から100までの数をたすといくつ? この問題が一瞬で解ける驚きの方法「速算術」とは

1から100までの数をたした答えがあっという間に出る、簡単で便利なテクニックとは……?

\「算数って楽しい!」のきっかけに/

知っているようで知らない算数の意外な「びっくり!」を集めた1冊。

思わず「そうだったのか!」と驚くような算数の不思議を、イラストやクイズを交えてわかりやすく紹介。ゲーム感覚で親子で楽しく学べる、書籍『ムズい!! ハマる!! 算数びっくり事典』(ポプラ社)から、おもしろくてタメになる算数の雑学を一部抜粋してお届けします。

書籍『ムズい!! ハマる!! 算数びっくり事典』

1から100までの数をたした答えを素早く計算する方法がある

数学者のガウスが小学生のころのことだ。学校で、先生がこんな問題を出した。

「1から100までの数をすべてたした答えはいくつ?」

こんなの、かんたんだ。教室の子どもたちは、みんな思った。だって、順々にたしていけばいいのだから。

でも、これはめんどくさいし、時間もかかるよね。このとき、ガウスはだれよりも早く、「5050」と答えを出したんだ。それも、先生が「まさか……」と思うほどの速さで。

※画像はイメージです

どう計算したのかと聞くと、ガウスは次のように答えた。

最初の1と最後の100をたせば101、次の2と99も101……そうやって真ん中までいくと50+51も101で、101になるペアが50組あることになる。だから101×50=5050、というわけ。

先生や友だちが、ガウスにびっくりしたのはいうまでもないだろう。

このように、計算しやすい形にしてすばやく答えを出す方法を「速算術」という。

たとえば、17+26なら、26を3と23に分解する。すると、17に3をたすと20+23で計算しやすくなるよね。38×9なんてときは、10倍してその数を引くと38×10-38=342ですぐ答えが出るよ。

速算術は買い物するときも便利だよ

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この続きは、是非書籍でご覧ください。

ムズい!! ハマる!! 算数びっくり事典

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※本記事は、『ムズい!! ハマる!! 算数びっくり事典』文:こざき ゆう、絵:間芝 勇輔、監修:為田 裕行/ポプラ社)より抜粋・再編集して作成しました。

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育児をしている共働き夫婦のためのメディア「マイナビ子育て」。「夫婦一緒に子育て」をコンセプトに、妊娠中から出産・産後・育休・保活・職場復帰、育児と仕事や家事の両立など、この時代ならではの不安や悩みに対して役立つ情報をお届けしています。
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