魚に含まれているカルシウムには骨や歯を強くするはたらきがあるので、離乳食の時期から食べさせたいと思っているママたちも多いですね。とはいえ、魚はたくさんの種類があるので、何から食べさせたらいのか迷ってしまうことも。今回は魚について、そして魚を使った加工品のとりかたについてお伝えします。
はじめは、白身魚からスタート!
魚のたんぱく質は、パルブアルブミンです。たとえば白身魚や青背魚のように魚の種類が変わっても、このたんぱく質の構造に違いはありません。このため、魚のアレルギーになった場合は、さまざまな魚に反応することが多くなります。
離乳食で魚を食べさせる場合、はじめは鯛のような白身魚やしらす干しのように、消化吸収がしやすいものからスタート。鯛・よく塩抜きをしたしらす干しは、生後6カ月ごろからが目安です。体調に変化がなければ食べる量を少しずつ増やし、離乳食後期ごろから赤身の魚にも挑戦していきましょう。
だしはOKのことがほとんど!
離乳食作りに欠かせないのが、だしです。魚アレルギーになった場合でも、かつお節や煮干しを使った「だし」には、反応が出ないことがほとんどです。だしは調味料がほとんど使えない離乳食初期の時期から味のベースとして使えるため、アレルギー反応がなければできるだけ活用していきましょう。
また、まぐろの水煮缶や鮭缶のように、高圧処理がされている缶詰も食べられることがあります。時期をみながら、ゆっくり試してみましょう。
配信: ベビーカレンダー(レシピ)