起業の本質は、誰かに喜んでもらうこと
一方、起業に関しても同じことが言えます。日々コツコツと自分のビジネスを構築し、社会の課題を解決できる自分の能力を見出し、それを提供していくことで収益を生み出します。
起業の本質は、誰かに価値を提供すること。喜んでもらうことです。
その最初の一歩は、自分の強みを掘り起こし、それをどのように誰かの喜びに変えられるかを考えることです。例えば、あなたの趣味でもいい、過去に人に褒められたこと、過去の経験を振り返り、人に喜んでもらえそうなこと。どんな小さなことでも最初は問題ありません。
自らの提供価値を最初は小さく感じるかもしれません。しかし、その価値を提供していくとどんどん時間と経験とともにあなたの提供価値は洗練され、さらに人に喜んでもらえるようになります。
多くの成功した起業家は、本業の傍らで小さくビジネスを始め、徐々に提供する価値と規模を拡大してきました。
誰もが最初の一歩があるのです。今の社会は悪いことばかりじゃない、サラリーマンでも起業できる。そういうチャンスのある時代でもあるのです。
投資と起業—この二つの車輪をバランスよく回すことが、これからのサラリーマンが「勝ち組」となるための第一歩と言えるでしょう。行動を起こさない人と起こす人の間には、10年後、20年後に大きな差が生まれます。あなたは今日、どちらの道を選びますか?
インタビュー協力:株式投資アカデミー KABU-ACA(カブアカ) 神谷拓
(新井 一/起業コンサルタント)
配信: JIJICO
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