加工食品を食べさせる時期は、それぞれ
大豆を発酵させた納豆は、離乳食中期ごろから食べさせることができます。ひきわり納豆を使うと、大豆をこまかくきざむ手間も省けます。
きな粉は消化もいいので、離乳食の初期の段階から使うことができます。ただし粉のため、気管に入るとむせることもあります。おかゆなどの上にのせて、少し湿らせるようにしましょう。
油揚げや厚揚げは、豆腐を油で揚げている食品です。離乳食の時期で使うときは、ゆでてしっかり油抜きを必要があります。また、細かく刻む必要もあるため、幼児食の時期から使ってもいいでしょう。
大豆は、加工食品への表示義務がない食品です。原材料名のところに大豆が書かれていない場合でも、大豆が含まれていることがあります。とくに加工食品を食べるときに気になる場合は、メーカーに直接聞くようにしましょう。
※参考文献、資料
厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」
「食物アレルギー診療ガイドライン2016」(協和企画)
「食物アレルギーの栄養指導」(医歯薬出版株式会社)
「図解食物アレルギーの悩みを解消する!最新治療と正しい知識」(日東書院)
「食物アレルギーをこわがらない!はじめての離乳食」(主婦の友社)
著者:管理栄養士 富田チヤコ
管理栄養士で一男一女の母。大学卒業後、専業主婦時代に離乳食作りから食の重要性に気付き、管理栄養士・フードコーディネーター・消費生活コンサルタントの資格を取得。書籍や女性誌の栄養監修など、主に健康と食のジャンルを中心にフードライターとして活動中。
配信: ベビーカレンダー(レシピ)
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