【FPが解説】優待株ってどうお得なの?お得な選び方は?

【FPが解説】優待株ってどうお得なの?お得な選び方は?

個別株を買うともらえるかもしれないお得は3つ!

お得1 【配当金】株を持っているだけでもらえるお金
利益の一部を還元するために、会社が株主に分配する現金のこと。持ち株数に応じて金額が決まり、株を持っている間は、年に1~2回、定期的に受け取ることができます。利益の増減によって金額が上下したり、利益が出ても配当金を出さない会社もあります。

お得2 【売却益】安く買って高く売ると得られる
買ったときの株価より高く売って得る儲けのこと。買った株価と売った株価の差額です。なお成長投資枠で買った株を、その年のうちに売っても、買ったときの金額分の非課税枠は復活しません。翌年、新たに240万円分の非課税枠を利用することになります。

NISAで株を購入した場合この2つを非課税で受け取れます。

お得3 【株主優待】割引券や商品などがもらえて楽しい
【株主総会】にも出席できる!
株を買うと特典がもらえるだけではなく、株主総会に出席する権利を獲得。株主総会では自社製品、割引券、サンプル品などお土産をもらえることも☆

NISAの成長投資枠で購入できます

優待特典は、NISAの非課税メリットとは無関係。せっかく成長投資枠を利用するなら、非課税メリットが受けられるように、売却益が期待できたり、配当金が出る株を選んだ方が◎。無配当だったり、株価が下がり気味で売却損が出そうな株は見直しが必要です。

●そもそも個別株はハイリスク・ハイリターン
個別株の株価は、その会社1社の売上や業績などで決まるので、多数の会社の株をパッケージにした投資信託よりハイリスク。その一方で、会社が成長すれば株価が上がり、短期間で大きな利益を得られる可能性も。

●優待や配当金は減額・廃止されることもある
株主優待は“おまけ”のようなものなので、会社側の裁量でいつでも廃止できます。優待がなくなると株価が下がる傾向があり、二重のダメージに。配当金も企業の業績次第で減額になったり、無配になることも。

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