1.いつもと違う声で鳴く

猫は、不満が爆発するといつもと違う鳴き声を発するときがあります。やたらと大きな声で鳴いたり、いつもより低い声で鳴いたりするのは、何か訴えたいことがあるからかもしれません。
代表的なものでは「ミャーオ」「アオーン」など遠吠えのような鳴き方があります。「お腹が空いた」「かまってほしい」「外に出たい」など、飼い主さんにやってほしいことがあるときです。
いつもと違う鳴き方をすることで、飼い主さんが注意を向けてくれることを学習しているのでしょう。そのため鳴き方には個体差があります。
また、「今は触ってほしくない」「撫で方がしつこい」などやってほしくないことがあるときは、「フー」や「シャー」などの威嚇的な鳴き方をするケースもあります。
2.尻尾を激しく振る

犬と同じように、猫も尻尾で感情表現をします。ゆらゆらと動かしているときは不満のサインかもしれません。イライラが募ると時には、床に叩きつけるように尻尾を振ることもあります。
猫はマイペースな動物なので、周囲の状況に不満があるとイライラしてしまいます。生活音がうるさかったり、昼寝を邪魔されたり…。そんなときには、尻尾でイライラを表現することがあるのです。
ただし、尻尾を振るのは「それ以上やったら本当に怒るよ」と警告をしているに過ぎません。猫の気持ちに気付かず無視していると、噛みついたり引っ掻いたり、攻撃行動を取る可能性もあります。
猫が尻尾を振ったときは、猫ちゃんのイライラの原因を自分が作ってしまっていないか一度手を止めて考えてみてくださいね。
配信: ねこちゃんホンポ