食堂や子育て支援施設などが入居
東側の建物は、元町の歴史を後世に伝えるため、従来の建物を改修して利用した保全施設。西側の建物は、既存建物を取り壊して新たに建築した活用施設となっており、さらに隣接する元町公園と一体的な屋外空間を形成している。
東館には、医食同源をテーマにジャンルレスな料理を提供する「by you 文京食堂」、モバイルワークや読書などあらゆる目的に利用可能な「コワーキングスペース WORK&NAPもとまち」、旧元町小学校の歴史を展示する「歴史展示室」がオープン。
子育て支援として、医療的ケアが必要な子どもを預かる「医療的ケア児支援ルームひまわり」、病中または病気回復期の子どもを預かり保育する「順天堂病児・病後児ルーム『みつばち』」、小学校低学年の児童を対象とした公設の学童クラブ「文京区元町育成室」もオープンする。
また、区内地域活動団体が利用可能な「地域交流スペース1・2」は、団体利用時以外はフリースペースとして開放される。
学校や地域コミュニティの施設も
西館では、「順天堂スポーツホール(体育館)」が、年齢・性別を問わず誰でも気軽に参加できるスポーツプログラムを開催するほか、「東京都難病相談・支援センター」が難病患者の日常生活や療養生活、就労、公的支援制度に関する相談への対応・支援を行う。
子育て支援として、独自のスポーツプログラムやグローバル人材育成カリキュラムを融合した、新しいスタイルのインターナショナルスクールです。「SOLTILO GSA International School」、学校教育法に基づく幼稚園に保育機能を備えた教育・保育施設の「文京区立認定こども園元町幼稚園」、地域コミュニティとして文京区内在住・在勤・在学の人が利用できる貸室「元町多目的室」がある。
ヘルスケア開発・起業支援として、「健康寿命の延伸」を目指し、認知機能や運動機能などを研究している予防医学の拠点施設「スポートロジーセンター」、人工知能(AI)を活用し、地域課題解決や健康増進活動を通じて地域に貢献する「AIインキュベーションファーム」企業・医療機器事業者・医療従事者・区民が協働して新たな医療開発の種を創出するイノベーションスペース「motomachi GAUDI」も入居する。
また、災害時には地域住民の避難所として、元町多目的室や体育館等を開放し、食糧の炊き出しや医療救護活動を行う「防災拠点」としても機能する。
様々な世代が集える持続可能な地域の拠点となる複合施設「元町ウェルネスパーク」を、利用してみては。
■元町ウェルネスパーク
住所:東京都文京区本郷1-1-19
(山本えり)
配信: STRAIGHT PRESS
関連記事:
配信元
![STRAIGHT PRESS[ストレートプレス]](https://assets.mama.aacdn.jp/2021/10/STRAIGHT-PRESS_logo-1.png)