武信稲荷神社の授与品
坂本龍馬とおりょうをモチーフにした縁結び・夫婦円満守り
武信稲荷神社には、坂本龍馬と妻・おりょうが描かれた縁結び・夫婦円満のお守りがあります。これは、幕末当時、神社の南側にあった幕府直轄の「六角獄舎」におりょうの父が投獄されたことをきっかけに、龍馬とおりょうが何度も足を運んだという縁深いエピソードを残しているためです。
面会はできず、龍馬自身も命を狙われる立場だったため、牢の様子をうかがうには神社の大木に登るしかありませんでした。
やがて龍馬は追われる身となり、おりょうとも離ればなれに。しかし、おりょうが再び神社を訪れたとき、大木に「龍」の文字が刻まれているのを見つけて龍馬の無事を知り、後に再会を果たしたといわれています。
この大木・榎(えのき)は武信稲荷神社の御神木です。「縁の木(えんのき)」とも呼ばれ、縁結びや健康長寿を願う人々に大切にされています。龍馬とおりょうも、この榎のご縁によって結ばれたとされ、夫婦円満や縁結びを願う参拝者が絶えません。 (※ただし、龍馬とおりょうの出会いには諸説あります)
一寸法師にまつわる「叶守」
さらに武信稲荷神社は「一寸法師」の物語の舞台ともいわれています。
武士になるため、椀を船がわりにして京へやってきた一寸法師は、歌の文句にある「京は三条の大臣殿」の屋敷で住み込みの奉公を始めます。この「三条の大臣殿」とは、武信稲荷神社を創建した藤原良相公のことです。
武信稲荷神社のある場所は、もともと藤原良相公の屋敷や藤原氏の学問所があったところで、一寸法師が暮らした物語の舞台と伝えられています。
そんな一寸法師をモチーフにしたのが「叶守」です。小人から立派な大男になった一寸法師のお話から、子どもが元気に大きく育つように願いが込められているのです。
なお、体調などの都合で武信稲荷神社にお詣りできない場合は、郵送での授与も可能だそうです。
武信稲荷神社の基本情報
⚫︎住所:京都市中京区三条大宮西二筋目下がる
⚫︎アクセス:
【電車】阪急電鉄大宮駅より徒歩5分、JP二条駅より徒歩10分、京都市営地下鉄二条城前駅より徒歩10分
【バス】京都市バス 四条大宮より徒歩5分、壬生操車場前より徒歩3分、三条堀川より徒歩10分
⚫︎駐車場:あり(2台)
⚫︎ご祈願の受付時間:9:00〜17:00
⚫︎予約方法:電話・LINE・メール等で予約可能です。神主さんが不在にすることもあるので、事前の予約申し込みをおすすめします。
⚫︎授乳・おむつ替え:専用スペースなし
⚫︎出張カメラマン:事前申告のうえ、同行が可能
⚫︎公式サイト
※神社は、子授け祈願や安産祈願をはじめ、お宮詣り、七五三など、家族や子どもの成長を祝う行事など、さまざまな機会で訪れる場所です。参拝の際には、手水(てみず)で手や口を清める方法や神社内での振る舞いなど、「神社でのマナー」も学んでおくといいでしょう。また、境内には段差や入ってはいけない場所があります。お詣りに行った際には、子どもから目を離さないようにしましょう。
※本記事の内容は、2025年2月18日時点の情報をもとに作成しております。ご祈祷受付時間、授与品などは変更される可能性があるので、お詣りの際は必ず最新の情報をご確認ください。
配信: ベビーカレンダー(パパママ)
関連記事:
配信元
