食中毒や窒息の危険性あり!赤ちゃんが注意したい食品って?

食中毒や窒息の危険性あり!赤ちゃんが注意したい食品って?

赤ちゃんが離乳食や幼児食を食べる時期には、食物アレルギーはもちろん、小さな子ども特有の食中毒を起こしたり、窒息する可能性がある食品にも気を付ける必要があります。今回は、離乳食から幼児食の時期に食べさせてはいけない食品や、注意して食べさせる必要のある食品についてお伝えします。

おもちはのどにつまるので注意!

正月に食べるおもちや白玉だんごの場合、のどにつまらせて窒息する危険性があります。とくに奥歯がしっかり生えそろう2歳ぐらいまでは、そのままの状態で赤ちゃんにあげるのはNG。小さく刻んだり、歯茎でかんでつぶせるぐらいのやわらかさにしたものを、赤ちゃんに食べさせるようにしましょう。

白玉だんごと同じぐらいの大きさのミニトマトも要注意。のどにつまらせて窒息する危険性があるため、赤ちゃんが丸飲みしないように、刻んだものをあげるようにしましょう。

もちをのどに詰まらせることによる窒息事故は、乳幼児期にも多く発生します。「ちょっと心配だな」と思うような食品を食べさせるときは、必ず大人が赤ちゃんのそばにいること。食べる様子を、そっと見守るようにしましょう。

※参考文献、資料
厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」
「食物アレルギー診療ガイドライン2016」(協和企画)
「食物アレルギーの栄養指導」(医歯薬出版株式会社)
「図解食物アレルギーの悩みを解消する!最新治療と正しい知識」(日東書院)
「食物アレルギーをこわがらない!はじめての離乳食」(主婦の友社)

著者:管理栄養士 富田チヤコ

管理栄養士で一男一女の母。大学卒業後、専業主婦時代に離乳食作りから食の重要性に気付き、管理栄養士・フードコーディネーター・消費生活コンサルタントの資格を取得。書籍や女性誌の栄養監修など、主に健康と食のジャンルを中心にフードライターとして活動中。

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