【もしものときに大事なこと】筆者もワークショップを開催しました!
筆者は能登半島での災害支援経験を活かし、避難生活における基本的な生活の質を維持することの重要性を講義しました。キャンプスキルが避難生活にも役立つという観点で、下記のような内容をお話ししました。
1. ちゃんと食べる
災害時は流通が止まり、避難所の食料も限られます。さまざまな熱源での調理スキル、少ない水でも調理できるポリ袋調理、保存食のアレンジ方法などが重要です。
2. ちゃんと眠る
避難所では光や音、ストレスでよく眠れないことが多いです。キャンプで身につけたい技術として、気候に合ったマット・シュラフの使い方、寒暖対策、耳栓やアイマスクなどの安眠グッズの活用が挙げられます。日常から電気毛布や扇風機なしで寝る練習も効果的です。
3. ちゃんと出す(排せつする)
災害時は水道管や浄化槽の破損で水が使えなくなり、トイレや衛生面で問題が生じます。
まずは、簡易トイレや携帯トイレ。買って安心するだけではなく、実際に凝固剤を使った処理の方法など、使い方をしっかり確認しておきたいものです。
家族で楽しめる防災イベント!子どもから大人まで学びのヒントがいっぱい(現地レポート)
いつもTOもしもCAMPでは、「避難生活で活躍するキャンプ用品と使い方」や「子ども向けビニール袋を使った恐竜のレインコートづくり」などのワークショップが目白押し!さらに、地元で活躍するキッチンカーが集合し、子どもから大人まで幅広い層が楽しめる充実した内容でした。