もやしのニオイとりはひげ根と酢
もやしのニオイをとるためには、いくつかの方法があり、もっとも一般的な方法は、もやしのニオイの原因ともいわれている「ひげ根」をとり、茹でる際に「酢」を入れることではないでしょうか。
具体的な方法は、ボウルに水をはり、そこへもやしを投入します。そのあとは、ただひたすらひげ根をとる! 指で“ポキッ”と折ってとれる場合なら指でかまいません。もし、折れない場合は、包丁で切り落としていったほうが早く処理できる可能性があります。
下処理が終わったら茹でるのですが、お湯に少量の酢を加えることで、もやしのニオイをとることができるといわれているんです。
とはいえ、あくまでもこれはもやしのニオイをとり、おいしくするための調理法。実は、もやしのなかでもっとも栄養が含まれているのがひげ根部分なので、栄養を摂りたいときは、ひげ根を処理せずに、酢を加えたお湯で湯がくだけのほうがいいでしょう(栄養面ではお湯よりも電子レンジのほうがいいという考えもあります)。

もやしのニオイとりは水にさらすのもアリ?
前述以外の方法では水にさらすというものもあります。しかし、ここでも少しコツが。生のもやしを水にさらすのではなく、一度茹でて火が通った状態のもやしを冷めるまで水に浸けておくんです。そうすることで、気になるニオイが軽減されるはず。
ひげ根をとる作業は、簡単ですが時間がかかり、忙しいママには向いていないかもしれません。でも、酢を使ったり、水にさらす程度であればあまり手はかかりませんよね。もやしのニオイが気になるときに、試してみてください。
(文・山手チカコ/考務店)
※本記事の情報は執筆時または公開時のものであり、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。