24日にスタートする連続ドラマ「波うららかに、めおと日和」(フジテレビ系、木曜後10・0、初回15分拡大)で、主演を務める芳根京子と、その相手役を演じる本田響矢がこのほど、クランクインを迎えた。
漫画アプリ「コミックDAYS」で連載中の西香はち氏による同名コミック(講談社刊)が原作。昭和11年を舞台に、突然舞い込んだ縁談から帝国海軍に勤める江端瀧昌(本田)と交際ゼロ日婚した江端なつ美(芳根)の、歯がゆくも愛らしい新婚夫婦の甘酸っぱい時間を描くラブコメディーだ。
撮影初日、芳根は真っ黒な髪色に前髪パッツンという髪型で、黄色の竹とんぼ柄の着物と矢がすり柄の羽織姿で登場。スタッフから大きな拍手が送られ、芳根の女優デビュー作「ラスト・シンデレラ」(2013年)でも演出を担当した演出の平野眞さんと対面し、12年ぶりとなるタッグで笑顔で言葉を交わす場面も。
最初に撮影したのは、なつ美が瀧昌の職場に初めて訪れるシーンで、右も左も分からないなつ美の緊張した面持ちなどを撮影した。初日を終えて芳根は、「“今日が本当に初日?”と思うぐらい現場の空気が温かくて、緊張がプラスに働いた一日でした」と振り返り、「平野監督が、『良い目をしているね!』と褒めてくださって…うれしかったです。デビューした12年前は、まだ現場の楽しみ方も分かっていなかったので、今回は現場でたくさん平野監督やスタッフ・キャストの皆さんとコミュニケーションをしっかり取って、成長した姿をお見せしたいなと思っています」と語った。
また本田は、短髪姿で軍服を身に包み、引き締まった表情を見せた。芳根と本田の初めてのシーンは、交際ゼロ日で新婚生活を始めた2人が、ぎこちない距離感で接している場面で、本田は初日を終えて、「実際に衣装を着て、髪も短くし、初めて共演させて頂く芳根さんと対峙してみて、身が引き締まる思いと共に、改めて自分は『瀧昌なんだ』と実感しました」と心境を明かした。
配信: iza!
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