朝ドラ「あんぱん」“チビのぶ”永瀬ゆずなの演技に絶賛の声続々「一緒に泣いてしもた」「鬼気迫る」

朝ドラ「あんぱん」“チビのぶ”永瀬ゆずなの演技に絶賛の声続々「一緒に泣いてしもた」「鬼気迫る」

NHK連続テレビ小説「あんぱん」(総合など)の第5回が4日、放送され、ヒロイン朝田のぶ(今田美桜)の子役時代を演じる永瀬ゆずなの演技に多くの視聴者が涙。SNSに大きな反響が寄せられた。

「あんぱん」とは?

人気アニメ「アンパンマン」の原作者として知られるやなせたかしさんと小松暢さんの夫婦をモデルに、生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかったのぶとその夫、柳井嵩(北村匠海)の人生を描く。脚本は中園ミホさん。主題歌「賜物」をRADWIMPSが歌い、「語り」を同局の林田理沙アナウンサーが務める。

嵩が描いた絵を見て「初めて」涙を流すのぶ

この日は第1週「人間なんてさみしいね」(第1~5回)の最終日で、のぶの父、結太郎(加瀬亮)が亡くなり、朝田家の家族が悲しみに暮れるシーンなどが描かれた。

のぶの祖母、くら(浅田美代子)が激しく落ち込み、母の羽多子(江口のりこ)もぼう然とするなか、のぶは泣かなかった。一粒の涙も出ないのぶだったが、学校に現れた彼女は別人のように元気がなかった。嵩(木村優来)はこれまでたくさん助けてくれたのぶのためにできることはないかと悩んだ。そんな嵩に、伯父で医師の柳井寛(竹野内豊)は「時」という薬しかないとし、「生きちゅうき、悲しいがや。生きちゅうき、苦しいがや。生きちゅうき、いつか元気になって、きっと笑える日が来るがや」と声をかけた。

朝田石材店では、祖父の釜次(吉田鋼太郎)が墓石に結太郎の名前を彫っていた。弟子の原豪(細田佳央太)もかける言葉がない。すると、結太郎のソフト帽を見つめていたのぶが不意に立ち上がり、突然家を飛び出した。転んでも立ち上がり、裸足で一心不乱に走り続けたのぶは駅に着くと、電車を降りた人のなかに結太郎を探した。「お父ちゃん…お父ちゃん…」。偶然、スケッチをしていた嵩が気付き、そんな彼女に1枚の絵を見せた。それはのぶが結太郎に甘える姿を描いたもので、かつて嵩が見た幸せな風景だった。のぶの目から涙があふれ出す。のぶは結太郎が亡くなってから初めて泣いた。

この演技に多くの視聴者ももらい泣き。SNSには「早あんぱんで泣いて、本あんぱんでまた泣いてる」「ようやく涙を流せた。のぶちゃんが涙したところで一緒に泣いてしもた」「朝ドラで久々泣いた」「1週目から泣けすぎるって」「今日のあんぱんの感想は『のぶー!』だった」などのコメントがズラリと並んだ。また、永瀬の演技を「あんぱんののぶちゃんの子役、鬼気迫る演技すごすぎ」「子役の子上手いな〜」「のぶの子の演技すごくないか?」「子役の子とても素晴らしい」と絶賛するドラマファンも多かった。

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